社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

大声でウソを100回言えば本当になる。

2013-08-24 00:02:13 | 外交と防衛

 いい加減な写真で南京虐殺の証拠と言い張る中国、江沢民体制が作り上げたファンタジーである。長崎の原爆資料館に無理強いしてその写真を展示した過去がある。多くの日本人がその写真を目にした。しかし、当然そのおかしさに気付く。軍服が日本軍とは異なる。階級章が日本の軍のものとは異なる。軍刀が日本軍が使用したものと異なる。更に首を跳ねようとしている構えが間違っている、剣道のイロハも知らない。このような疑問を突きつけられてスゴスゴと展示を中止した。どうやら米国で作られた日本と戦争するためのプロパガンダ・映画のスチールであることが判明する。その後南京に南京虐殺記念館なる施設ができる。そしてこれらの写真が展示されているそうだ。

 広島県の日教組が強い地域の修学旅行にこの南京虐殺記念館の見学があるそうだ。何を考えているのだろうか、日教組は?英国の領事館の資料に軍人、外国人も含め南京市の当時の人口は25万人とある。如何にして30万人を殺すのであろうか?

 ハーグ軍縮条約(1908年日本は批准)は、兵士が軍服を着ることを強制している。軍服を着ることで、敵味方の識別と市民と兵士との識別を容易にするためである。その代わり捕虜として扱うことを明示している。つまりゲリラは捕虜にならない=死刑と言うことである。この当時、「便衣兵」なるゲリラが日本軍を悩ませていた。また、ハーグ軍縮条約は指揮系統が健全な場合のみ捕虜になることを認めている。当然である、降伏を申し出ているそのそばで攻撃されたら、皆殺しにする以外なくなるからだ。

 この様に国際法に基づいての論調を日本のマスコミは行うことができない。意図的に無視しているようだ。ここに何らかのベクトルがかかっていることを見出すことが出来る。

 更に、この南京に進攻した日本軍は旅団規模である。5000人前後である。当時の日本軍の小銃の弾薬の携帯量は均すと1人130発、65万発の弾薬しかない。戦後米ソ両国がその後の軍備の指標にした第2次世界大戦の小銃弾の命中率は7%であり、この7%を元に戦後軍備を整備してきた。また、人間は意外に死なない、頑強な生物である。銃弾の1発では死なない。よほど急所に命中できれば死ぬがそれほどの射撃の腕は狙撃兵を除き一般の兵にない。ゴルゴ13ではないのだから。では砲撃や爆撃でと言うことになろうが、南京市は租界があり多くの欧米人も住んでいた。砲撃や爆撃でこれらの欧米人だけを避けるなんて凄いファンタジーである。

 「戦場で女子供を殺して」と騒ぐのと同じぐらいファンタジーである。女子供も銃を持ち攻撃してくるのが戦場である。またゲリラは女子供の方が発見され難い。現在国連は少年兵の禁止にヤッキになっている。少年兵は平和になってもその攻撃性が修正できない、また命令を生真面目に遂行するので、自ら考えることができない。そのためその残虐性に目を覆いたくなることが多い。

 左翼の方々の主張は現実と比べると大きく乖離している。「平和ボケ」と言われるのも当然であり、国際法や武器の能力、軍の編成など調べることなくタダ喚いているだけである。

 故に「ウソも100回つき続ければ本当になる」と言う中国や韓国の手法にまんまと載せられているのである。自ら調べようとする意識もないので「声が大きい」ことがまかり通るのある。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 左翼批判 | トップ | 自民党は東電に何を遠慮して... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。