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 「広宣流布大誓堂」完成10周年の2023年へ、青年部は「新・人間革命」世代プロジェクトに取り組む。

2021年09月14日 | 妙法

〈「新・人間革命」世代プロジェクト〉 活躍する青年部の友2021年9月14日

 「広宣流布大誓堂」完成10周年の2023年へ、青年部は「新・人間革命」世代プロジェクトに取り組む。ここでは、小説『新・人間革命』を人生勝利の指針として胸に刻み、活躍する友を紹介する。

富山・富山正義県 森田伸一さん
「仏法即社会」の実証を

 男子部本部長として広布の最前線を駆ける森田伸一さん。一人一人への親身な励ましで信頼も厚く、激励を受けて立ち上がった人材が数多く活躍している。仕事では製薬会社の海外事業部に勤務。英語、フランス語、韓国語を駆使しながら営業に奔走する毎日だ。
 
 「海外で働きたい」との夢を抱いて石川県内の大学に進学。しかし、親元を離れての慣れない生活と内向的な性格に悩み、落ち込む日々が続いた。支えになったのは池田先生の箴言集『人生の座標』だった。師匠を身近に感じ、勇気が湧いた。
 
 それから創価班大学校(当時)に入校。学会活動に励んでいた時、思いがけず、池田先生から万感の激励を。師の慈愛に感動が込み上げた。
 
 “必ず世界広布の一翼を担う人材になる”――そう誓い、折伏に挑戦。友人への弘教を実らせた。その半年後にフランスへ留学。毎日10時間以上の語学学習に打ち込んだ。
 
 帰国後、東京で就職し、4年前に富山にある現在の会社に転職。その1年ほど前から、みぞおちの痛みに悩まされていた。「機能性ディスペプシア」という病気だった。原因となる明らかな異常がないのに、慢性的な胃痛が続く疾患である。息苦しさが増す中で一歩も引かずに唱題と活動に励んだ。程なく、良い専門医に巡り合い、症状が改善。信心の偉大さを心から実感した。
 
 感謝を胸に恩返しの実証をと決意。小説『新・人間革命』の言葉に心が奮い立った。
 
 「『仏法即社会』である。ゆえに、仏法の哲理を社会に開き、時代の建設に取り組むことは、信仰者の使命である。それには、一人ひとりが人格を磨き、周囲の人びとから、信頼と尊敬を勝ち得ていくことだ」(第24巻「灯台」の章)
 
 昨年末、大規模プロジェクトの責任者に抜てき。師の指導を胸に奮闘し、成功へと導いた。その活躍が評価され、本年3月、30代では異例の課長代理に昇進することができた。
 
 「自身の使命と可能性を信じてくださった池田先生に、勝利をご報告できることが、何よりの喜びです!」
 
 報恩の道を進む森田さんの心には、広布の闘魂が燃えている。

茨城・取手県 安孫子未央さん
信心で幸福の土台築く

 安孫子未央さん(圏女子部長)は、特別支援学校の教員として、日々、子どもたちに励ましを送っている。
 
 小学生の時からバスケットボールに明け暮れた安孫子さんが、初めて信心の功徳を実感したのは中学生の時。人間関係に悩む中、母から題目を唱えることを勧められた。必死に祈ると、徐々に友人との関係が改善。以来、受験や就職などといった人生の岐路に立った時、常に唱題を根本に願った通りの進路を勝ち取ってきた。
 
 この確信を胸に、大学生時代から友人への仏法対話にも率先。親身に話を聞き、励ましの声を掛ける安孫子さんの姿に触れた友人が入会を希望した。
 
 就職後、安孫子さんは知人に誘われ、クラブチームでバスケットボールを続けた。だが、社会人3年目の時に学会活動と練習の両立で悩むように。チームメートからは「もっと練習に参加してほしい」と言われた。両方とも大事にしたい心情を語るが、なかなか分かってもらえず、苦悩の日々は続いた。そんな時、池田先生の“信心を貫けば必ず幸せになる”との確信の言葉が胸に迫ってきた。
 
 幸せになるために、勝利するために、“貫く”ことが大切なんだ。それなら、学会活動とバスケ、どちらかではなく、どちらも真剣にやり抜こう――安孫子さんは迷いを捨て、友の幸せを懸命に祈りながら、活動に奮闘するようになった。
 
 すると、信仰を大切にしながら、チームメートに誠実を貫く姿が、徐々に仲間の心を動かし、今では良き理解者として応援してくれるまでになった。
 
 安孫子さんには、心に刻む小説『新・人間革命』第28巻「広宣譜」の章の一節がある。
 
 「何があっても負けない自分自身になる以外に、幸福はない。どんなに激しい苦難が襲い続けたとしても、唱題しながら突き進み、乗り越えていく――そこに、真実の人生の充実と醍醐味があり、幸福もあるんです」
 
 この指針のままに“負けじ魂”でまい進する安孫子さんは、今日も同志と共に広布誓願の道をひた走る。
 
 「皆が笑顔で“一歩前進”し、幸福の土台を楽しく聡明に築いていきます!」

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