〈池田先生と共に 新時代を築く〉 師弟の宝光を 世界の友と 〈 2020年4月2日
恩師・戸田先生のお好きだった桜花に彩られ、4月2日の祥月命日が巡り来た。
この日は「師弟誓願の原点」といってよい。
生死を超えて、師弟は不二なれば、恩師を偲びつつ、「広宣流布」「立正安国」の誓いを新たに出発する節である。
恩師と常に拝した御聖訓に「天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか」(御書254ページ)とある。
試練の世に敢えて立ち向かい、「太陽の仏法」の大光で、苦悩の民衆の大地を照らしていくのが、地涌の菩薩である。
第2次世界大戦下、恩師は法難の獄中で、地涌の大生命を覚知し、戦後の荒野に一人立たれた。そして、いかなる障魔をも勝ち越え、御本仏の仰せ通り、慈折広布の大陣列を築き上げられたのである。
「この世から悲惨の二字をなくしたい」――恩師の悲願を胸に、我らは断じて一歩も退かない。どこまでも「人間革命」即「人類の宿命転換」の大道を開いていくのみだ。
* * *
日本も世界も、新型コロナウイルスの深刻な感染拡大の中、医師、看護師をはじめ、懸命に献身を続けておられる尊き使命の方々に、心からの感謝を捧げたい。
「変毒為薬」という希望と蘇生の哲理が、何ものにも負けない世界市民の不屈のネットワークを、いやまして強めゆくことを、私は願う。
とりわけ、創価の青年たちが、目に見えないウイルスとの戦いに、鋭き知性と洞察力、深き共感力と持久力をもって挑み、スクラム固く価値創造してくれている。何と頼もしいことか。
感染症と戦った「近代細菌学の祖」パスツールの言葉を、世界の青年部に贈りたい。
「大いなる苦悩は偉大なる思想と偉大なる行動を生み出しうる」
* * *
学会総本部の源流たる縁の敷地に、素晴らしい「創価宝光会館」が竣工する。建設に尽力してくださった方々へ深謝を込めて、先日、青空のもと、写真に収めた。
法華経では「日天」のことを「宝光天子」と表現する。日蓮大聖人は、この諸天善神の守護は厳然であると示されながら、「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし」(同1192ページ)と門下を励まされた。
この福徳の「太陽の城」に、やがて日本中、世界中から、宝友が晴れの勝利の笑顔で集い合う日を、祈り待ちたい。
さあ、今日も、わが誓願の天地で、「師子王の心」という師弟の宝光を、勇気凜々と放ちゆこうではないか!
恩師・戸田先生のお好きだった桜花に彩られ、4月2日の祥月命日が巡り来た。
この日は「師弟誓願の原点」といってよい。
生死を超えて、師弟は不二なれば、恩師を偲びつつ、「広宣流布」「立正安国」の誓いを新たに出発する節である。
恩師と常に拝した御聖訓に「天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか」(御書254ページ)とある。
試練の世に敢えて立ち向かい、「太陽の仏法」の大光で、苦悩の民衆の大地を照らしていくのが、地涌の菩薩である。
第2次世界大戦下、恩師は法難の獄中で、地涌の大生命を覚知し、戦後の荒野に一人立たれた。そして、いかなる障魔をも勝ち越え、御本仏の仰せ通り、慈折広布の大陣列を築き上げられたのである。
「この世から悲惨の二字をなくしたい」――恩師の悲願を胸に、我らは断じて一歩も退かない。どこまでも「人間革命」即「人類の宿命転換」の大道を開いていくのみだ。
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日本も世界も、新型コロナウイルスの深刻な感染拡大の中、医師、看護師をはじめ、懸命に献身を続けておられる尊き使命の方々に、心からの感謝を捧げたい。
「変毒為薬」という希望と蘇生の哲理が、何ものにも負けない世界市民の不屈のネットワークを、いやまして強めゆくことを、私は願う。
とりわけ、創価の青年たちが、目に見えないウイルスとの戦いに、鋭き知性と洞察力、深き共感力と持久力をもって挑み、スクラム固く価値創造してくれている。何と頼もしいことか。
感染症と戦った「近代細菌学の祖」パスツールの言葉を、世界の青年部に贈りたい。
「大いなる苦悩は偉大なる思想と偉大なる行動を生み出しうる」
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学会総本部の源流たる縁の敷地に、素晴らしい「創価宝光会館」が竣工する。建設に尽力してくださった方々へ深謝を込めて、先日、青空のもと、写真に収めた。
法華経では「日天」のことを「宝光天子」と表現する。日蓮大聖人は、この諸天善神の守護は厳然であると示されながら、「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし」(同1192ページ)と門下を励まされた。
この福徳の「太陽の城」に、やがて日本中、世界中から、宝友が晴れの勝利の笑顔で集い合う日を、祈り待ちたい。
さあ、今日も、わが誓願の天地で、「師子王の心」という師弟の宝光を、勇気凜々と放ちゆこうではないか!
※パスツールの言葉はパストゥール・ヴァレリー=ラド著、持田勲・持田明子共訳『人間パストゥール』みすず書房