今回は映画「天国は待ってくれる」です。
監督は、エルンスト・ルビッチ。1943年製作ですが、大戦中だったので長らく日本未公開で1990年素晴らしくきれいなプリントで劇場公開されました。DVDのケース裏には、「大ヒットを記録した」とあります。
ルビッチの1938年の作品で「青髭八人目の妻」というのがあります。冒頭クローデット・コルベールとゲーリー・クーパーが紳士服店で出会う場面で、それぞれパジャマの上下一方だけを求めたいという男女として登場します。
淀川さんによると、ドイツからアメリカにやって来たばかりの職を求めるビリー・ワイルダーが、ちょうど案内されてきてその場で話を聞いて考え付き、ドイツ語で説明したのが採用され、雇ってもらえたとなってます。
それ以前の「生活の設計」もゲーリー・クーパーが出てきます。話の筋は他愛ないといえばすべて他愛ないのですが、何とも知れない洒落っ気がどの作品にも横溢してます。深刻なだけではない日常を取り戻させてくれる作用もあり、忘れた頃にまた観たくなります。
このタイのエプロンの裏は、「閂」で止めてあるのではなく、ボタンとボタン・ホールという遊びになっていて、ルビッチ・タッチのようです。
監督は、エルンスト・ルビッチ。1943年製作ですが、大戦中だったので長らく日本未公開で1990年素晴らしくきれいなプリントで劇場公開されました。DVDのケース裏には、「大ヒットを記録した」とあります。
ルビッチの1938年の作品で「青髭八人目の妻」というのがあります。冒頭クローデット・コルベールとゲーリー・クーパーが紳士服店で出会う場面で、それぞれパジャマの上下一方だけを求めたいという男女として登場します。
淀川さんによると、ドイツからアメリカにやって来たばかりの職を求めるビリー・ワイルダーが、ちょうど案内されてきてその場で話を聞いて考え付き、ドイツ語で説明したのが採用され、雇ってもらえたとなってます。
それ以前の「生活の設計」もゲーリー・クーパーが出てきます。話の筋は他愛ないといえばすべて他愛ないのですが、何とも知れない洒落っ気がどの作品にも横溢してます。深刻なだけではない日常を取り戻させてくれる作用もあり、忘れた頃にまた観たくなります。
このタイのエプロンの裏は、「閂」で止めてあるのではなく、ボタンとボタン・ホールという遊びになっていて、ルビッチ・タッチのようです。