まだ出来てそれほど経ってないと思いますが、横浜では珍しい饂飩専門の店の近くを通りかかった時、家内が入ってみようと言うので寄ってみました。
店内に出汁の解説があって、風味を大切にしているので塩味は濃くないですとありましたが醤油の量はかなりしっかりしていて、思わず自分が外国人か関西人になったように錯覚したほど、しょっぱいなーと感じました。一応その店では割ることも出来ました。
辻静雄さんの著作で、普段きつい塩味をきかせる自分達を棚に上げてフランスの料理人たちが醤油をしょっぱいと敬遠したという話を、以前読んだのを思い出しました。
以前書いたかも知れませんが道頓堀今井の出汁にはまった話を京都でしたところ、よかったら此処へ行ってみてくださいと教えてもらったのは、脱サラして勉強した方が開いたという饂飩屋さんで、美味しいと既に大変評判の店でした。
ようやく出掛けたのはその次に京都を訪れた時だったと思いますが、開店直後にあわせて行くと入口に、たった今奥さんが急病で店を休みますと切迫した感じの貼紙がありました。
まだお会いした事もないご夫婦ではありましたが、袖振り合うも多生の縁というほどではないものの、ご無事を祈ってその日は店をあとにしました。
その後、次回訪れてみると店は別の店になっていました。もちろん何も出来ませんが、何か良くない事が起こってなければよいがと願うばかりでした。
それが五年以上前だったかも知れませんが、そのご夫婦がもっと静かな土地に移られて元気に通販で饂飩を商ってらっしゃると昨年知って、何か憂いが晴れたような嬉しい気持ちになりました。あの日の午前中から始まった話ですが、一つ完結した感じがしたものです。
独特の質感Atkinsonsのアイリッシュ・ポプリン・タイ。
店内に出汁の解説があって、風味を大切にしているので塩味は濃くないですとありましたが醤油の量はかなりしっかりしていて、思わず自分が外国人か関西人になったように錯覚したほど、しょっぱいなーと感じました。一応その店では割ることも出来ました。
辻静雄さんの著作で、普段きつい塩味をきかせる自分達を棚に上げてフランスの料理人たちが醤油をしょっぱいと敬遠したという話を、以前読んだのを思い出しました。
以前書いたかも知れませんが道頓堀今井の出汁にはまった話を京都でしたところ、よかったら此処へ行ってみてくださいと教えてもらったのは、脱サラして勉強した方が開いたという饂飩屋さんで、美味しいと既に大変評判の店でした。
ようやく出掛けたのはその次に京都を訪れた時だったと思いますが、開店直後にあわせて行くと入口に、たった今奥さんが急病で店を休みますと切迫した感じの貼紙がありました。
まだお会いした事もないご夫婦ではありましたが、袖振り合うも多生の縁というほどではないものの、ご無事を祈ってその日は店をあとにしました。
その後、次回訪れてみると店は別の店になっていました。もちろん何も出来ませんが、何か良くない事が起こってなければよいがと願うばかりでした。
それが五年以上前だったかも知れませんが、そのご夫婦がもっと静かな土地に移られて元気に通販で饂飩を商ってらっしゃると昨年知って、何か憂いが晴れたような嬉しい気持ちになりました。あの日の午前中から始まった話ですが、一つ完結した感じがしたものです。
独特の質感Atkinsonsのアイリッシュ・ポプリン・タイ。