Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

猛ラッシュ

2012-11-28 | Others
 まわりでは先月から結婚・結婚式ラッシュであります。
ちょっと古いですが、荒勢とガッチュ石松とヌーの大移動を合わせたくらいの勢いですね。
イェーイの家みたいに揉めないで、せっかくですから幸せが持続して欲しいものです。



毎度登場いただく津々井社長も、今度結婚式で挨拶をすると前回昼を一緒にした時仰ってましたから、もう無事に終えたことでしょう。
どんなのがいいかと尋ねてくれましたが、ご本人が経営者の集まりでスピーチするくらいですから、私に聞くまでもありません。

でも、最近あったという悪い例をあげて、反面教師にしてもらいました。
それは乾杯の挨拶のはずが、シャンパーニュかカヴァかヒポポタマスかわかりませんが、泡はすでに立ち上らなくなるほどスピーチが永かったそうです。
話も新橋での飲み会の延長かというような内容で、田舎から来ためったに会わない親族は裸足で逃げ出しそうな勢いだったらしいです。

何でもかんでもぶっちゃけてしまっては、救われません。
カショクノテンなんて言葉もあるくらいです。
その日くらい、普段良いところを120%くらいに盛ってあげたり、家でジャージでも外にはきちんとして行く人くらいにはヨソイキに扱ってあげて欲しいものです。


ふたりは結婚してません。

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木枯らしが吹いたそうです。

2012-11-27 | Others
 普段お付き合いいただいている方々の、何て気持ちのいいことかと思わずにいられない今日この頃です。
何かヘンな表現ですが....... 

ネヴィル・ブラザーズがライブで演る曲に、「恐怖、憎しみ、悪意、妬みが、炎のように世界を覆い尽くす」と始まる歌があります。
漢字で並ぶと、一段とおどろおどろしいですねぇ。

「Tipitina」でのライブ盤で初めて聴いた'80年代には、もちろんあの9月11日の出来事は想像できません。漠然と、そうならなければ良いと思いました。
それから30年経った今、世界のあちこちで現実となって以前より頻繁に報じられます。
報復の連鎖は途切れる気配がありません。
中東では、締結されては破られる何度目かの停戦合意がありました。



ある時、親子二代でクレイマーだと言って憚らない人がいました。
類は友を.......といいますか、結婚した相手もまたそういう傾向の人なのか、夫婦してクレームをつけた事例を喜々として他人に聞かせます。
そういうタイプでない人にとっては楽しくないどころか、困りもの以外の何ものでもありません。

中には、相手が言ってないことまで都合よく歪めて、何とか自分たちの思い通り有利に事が運ぶようなことまでする人がいると聞きます。
クレームをつけるところが無くなったからでも、互いのそんなところに嫌気がさしたからでもないでしょうが、夫婦は終いに別れたそうです。
取りあえず、負の連鎖が三代にわたる可能性は持ち越しました。

こういう人ばかりだったらさぞ棲み難い世の中でしょうが、幸いなことにそうでない方が断然多いのが救いです。

ここまで書いていたら、アメリカでの出来事が報じられていました。
泣きやまない赤ちゃんを抱いた母親に、バスを降りてくれと迫る運転手。
仕方なくバスを降りて途方に暮れる母親.......とその後に、次々降車する乗客たち。
結局乗客全員が降りて、母親への同情と、運転手への抗議の意を表したといいます。
サイレント・マイノリティという言葉がありますが、ここで黙々と行動したのは全員です。
まるでF・キャプラの映画のワン・シーンのような出来事です。

日頃仲良くしていただいている方々は、皆さん気持ちのいい人ばかりです。
なんか誤解されそうな表現ですが........
皆さん多少のことなら笑いに転化して、お互いに楽しくし合うように思います。
そうでないことは、それなりに。

永いつきあいの方も間もない方も、頻繁に会う方も年に数回しか会えない方も、遠くの方も近い方も、北島選手も思わず叫んでしまうくらい気持ちいーい人ばかりです。
そんなわけで皆様、いつもありがとうございます。
何だか年末の挨拶みたいになってしまいましたが、今年もあとひと月です。





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Serendipity?

2012-11-20 | Others
 めったに利用しない駅を降りると、その近くのパチンコ屋の前で、チンドン屋さんが賑やかしているところに遭遇しました。
最近ではめずらしいので、ちょっと得したような気分です。

タイコの女性、可能かどうか分かりませんが入歯を失くしたソニー・ロリンズが吹いているようなサックス、そして鉦や鳴り物担当のバンマスらしい男性の3名ですが、リズム・セクションがしっかりしているので(そんな大仰な?)、肩の力が抜けたというよりストレートに息のヌケたようなサックスも映えようというものです。



異業種の方々も集まるような席で、中にとても面白い方がいらっしゃいます。
扱い品目が私どもと異なっても、仕事にたいするアプローチは自分と似たような方がいらっしゃって、ランダムな質問にもスラスラ明快に答えていただきました。

それとは別に、今年会った方で印象に残る人がいます。
その日、宴もたけなわどころかお開きになろうかという頃、声をかけてくださった方です。
仕事を尋ねられその関連からイタリアの話になると、ミラノのモンテナポレオーネ通りに住んでいらしたことがあるといいます。
ご存知のように、階上にはアパレル各社のショールームが櫛比するような環境です。

そうかと思えば、タイの奥地へシルクをもとめて通った時期があるといいます。
伝手があるなら同行させてもらいたいと国連のひとが言ってくるくらいの危険地帯を、護衛付きで分けいるのですからヘタな冒険譚も顔負けの面白さです。

そして現在の肩書はといえば、製作会社のプロデューサーだそうです。

短い時間でよくそこまで聞き出せたなというくらい盛り沢山な内容ですが、例によってただ頷きながら相の手入れてただけです。

ここまでの話で想像されるのは、きっとご本人とは異なる人物像に違いありません。
ご本人はといえば、あなたのそばを歩いていてもおかしくない、ごく普通の小柄でチャーミングなご婦人なのでした。



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ハモンド・オルガン

2012-11-17 | Rock
 TVドラマの始まりか終わりで、「Jumpin' Jack Flash」が流れているのが聴こえます。
初期の録音みたいで、大脳皮質に直に訴えるような原始的な響きがあります。

極めて個人的なものかも知れませんが、イントロをだけで何かじっとしていられないような、血中に何かが分泌されるような、煽情的な要素を感じる曲があります。
「Jumpin' Jack Flash」以外にも「Gimme Some Lovin'」や「You Really Got Me」、「Alright Now」なんかも、始まった途端にムズムズするような、人間の原始的な部分を刺激する響きをもっているように感じます。



センジョー的と言えばカメラ提げて喋りがスローモーになりそうですが、「G・S・L」を歌ったスティーヴ・ウィンウッドが昨年末にクラプトンと来日した時のライブの様子を、波平君に前回会った時、急に思い出して聞かせてもらいました。
オルガンが素晴らしかったと聞いて、嬉しくなりました。

しかし間違って、ウィンウッドのオルガンで由紀さおり・安田祥子姉妹に童謡を歌ってもらう........とオルガン違いだし、煽情的とは似ても似つかない.........何というかイカガワシイ魂も洗浄というか浄化されることでありましょう。

ハモンド・オルガンは教会でゴスペルが歌われる時にも欠かせませんし、様々のコンピレーションCDで聴き比べると繊細な表現も可能な一方、先の曲でも分かるとおりかなり攻撃的な音も出ます。

先日、タモリ・クラブでファズを自作するという企画がありました。
そう、ジンにちょいと加えてソーダで割って..........、それはフィズです。
電気楽器は音を歪ませたり倍音をつくるなど様々な効果を生み出して、発明以来、不特定多数の人を煽る装置として歩んできた側面もあったのですね。






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3週間放置したカボチャを、スープしたら美味かった~。

2012-11-09 | Others
 9月に買ったカボチャを、献立が巡ってこないまま何となくすぐ使わずに放置していました。
三週間ほど経った頃、クリームでのばしてスープにしてもらったらタイミングがぴったり合ったのか、とても美味しく出来上がりました。
適度に水分が抜けたのか、熟したのか、偶然の産物に味をしめてまたころがしてあります。



一頃、実際に着ているサイズより一まわり二まわり大きく見られた時期がありました。
また、歩くことを心掛けていた頃は身体が一まわり細くなり、着ていたものが緩くなりました。

「最近戻っちゃったけど、あの頃少し痩せてたんだよね」
「知ってますよ、ジャケットがブンガブンガじゃなかったブカブカでしたもん」
「なんだ、早く言ってよー」
とか、
「あの時は痩せてたんだよね、また戻ってきたけど」
「うん、その方がいいよ、なんか具合わるいみたいだったもん」
「...........」
なんて話も出来ました。

昼にトンカツ屋は久しぶりです。
注文直後に肉を切り分ける手元を見て、まさか私のじゃないだろうなと思ったサイズのは私のでした。
ことによると300gはあろうかというロースは、特に脂の部分を塩で食すと得も言われぬ旨味が口中にひろがって、無言になるくらいです。
しかし、これがそのまま体についた日には......、と思わぬでもありません。

その大きさだから途中で危うくなったと思ったのは、どうやら既にカゼをひき始めて胃が本調子じゃなかった為らしく、それでもすばらしい肉は数時間後にはすっきり消化されました。

顔(体)を見て肉が大きくなったのか、普段からそうなのか、再挑戦しないと分かりません。


カボチャの話もハロウィンにかかるはずだったのですが、遅れてしまい時事ネタにもなりません。
ダン・ヒックスの2009年の作品の裏面で、何となくそれらしい色合いです。



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イベント・ラッシュ

2012-11-05 | Others
 前回、4年目に入ったからというので硬い話になったわけではありませんが、先夜初めて参加させていただいた会があった晩のことです。
松山さんという方と妙齢の方と何だか少し硬めの話をしていると、後ろで笑い声がします。
振りむくと、満面の笑顔で「何硬い話してんですか!」と背中をどつかれそうになったのは、津々井社長でした。
その後、話がだいぶ柔らかすぎるくらいになったタイミングで、背後からの笑い声に再び振りむくと、またしても「またまた、ヘンなことばっかり言って!」とからかうのは津々井社長です。
どうすりゃ、イイんでしょ。 



暑い夏のあいだ我慢していたのを一気に晴らすかのように、あるいは気がついたら年末まであと二カ月と迫ったことに慌てたようにイベントが続きます。
それ以外にも普段通りの集まりがありますし、通勤時には風邪をひいた人がやたら目立つので、皆勤賞をめざすにはイヤでも健康管理に気を遣わざるを得ません。

数日前に偶然連絡がついた人からのメールで、何年も会っていなかった方々が自分の名を話題に上せてくれていることを知りました。
そこで先夜、初めての会の後、三十年ちかく営業していた店を閉める人を久々に訪ねました。

そういう場合、どうしてもフィッツジェラルドの「バビロン再訪」みたいになるのが避けられません。

「皆さん元気ですか」
「う~ん、タケちゃんはロスに行ったまんま。たまに帰ってくると寄ってくれるけどね」
「まだ、ヨットの設計?」
「うんにゃ、タトゥー彫ってるよ、絵上手かったじゃん」
「ずいぶん違う方へ、行きましたね」
「カッちゃんは沖縄へ行っちゃったよ」
「へー、沖縄ですか」

フィッツジェラルドとはだいぶ違いました。


Comments (2)
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