Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

波平君 

2013-05-23 | Others
 私に比べると、たいてい皆さん多忙なのですが、昨秋から更に超多忙な波平君が土曜日NHKの「突撃!アッとホーム」という番組に出るそうです。
奥さんが、宴会のお誘いと一緒に知らせてくれました。

先日、鈴木さんがジャニーズの番組に出たと伺いました。
波平君も、次回は草君とからんでいるか、大江アナとNYを探索しているでしょうか。



音楽関係の人のサインはいくつかありますが、女優さんのが一枚だけどこかにあるはずです。
テレビ局の仕事をしていた人がもらって来てくれたので、直接頂いたのではありません。
イメージを損なわないような美しい字でした。

その頃、週刊誌の対談コーナーみたいなところで、その女優さんが「私、できたことないんですよ」と語っていたのを偶然見ました。
もし知り合いに兵隊さんがいたら、「これがあれば『絶対あたらない』みたい」と言いながら、その色紙を進呈したいところです。

「できてない」といえば、中学生の時の掃除の時間のことです。
その日は保健室の掃除当番で、同じ班の5人でいつもどおり掃除していました。

たまたま部屋にいた、結婚間近と噂のある保健の先生に向かって須藤君が、
「先生、結婚するんですか?」
「誰から聞いたの?」
「みんな言ってますよ」
「そうなのよ」
「できちゃったんですか?」
「誰がそんなこと言ったの?」
「ここにいる、茶々井チオノイ君が言ってました」

その頃まだ「ムチャ振リ」なんて言葉は聞きませんでしたが、その茶々井君というのは他でもない私のことです。
慌てて否定しましたが、アラアラ、先生の目はもう完全に私が言ったことになっている感じです。
タイミングといい、展開といい、須藤君はそんなこと言わせたら名人でした。

大人になってそんな遊びの相手をしてもらっていたのが、波平君です。
知り合いにはプロの方々が多いですが、波平君も、普通の人にも分かり易く語ってくれるその分野のプロです。


リタ・ヘイワースそっくりですねぇ。保健の先生でしょうか。
船に乗ると、K・ウィンスレットでなくてもこんなことしたくなっちゃうんですね。
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横浜流行柄協会

2013-05-21 | Others
 沖縄は梅雨入りしたそうですが、個人的に気分は春真っ盛りです。
それは多分に食べる物からきてまして、春はタケノコ(踊らない方)にアスパラガス、カルチョーフィなんかがあります。
どれも何の栄養があるのかしら、またどれもあってもなくても、と仰る方がいるかもしれませんが好きなんですね。
白いアスパラガスなんか特に、緑のでいいじゃんと言われそうです。

ウィンザー公の写真に、スーツにパイプで、薪を両手に抱えているように見えるのがあります。
ところがよく見ると、ゴン太いアスパラガスなのでした。
最近は八百屋にも、多少太いのや、口から入れたら下から出て来そうなくらい、刀のように長いものがあります。



その日は28℃くらいの予報でしたが、私には一年のうち数回と思えるくらいカラっとした陽気に感じました。
白井さんとお昼をしたためた後、長谷井さんのところへお邪魔すると、
挨拶代わりに、「いやー、暑いね!秋が待ち遠しいよ」
「ちょっと待ってくださいよ。この間まで寒くて、ようやく暖かくなったばかりじゃないですか。
そのセリフは、いつもより二か月ほど早過ぎますよ」
「そーお?」
と大笑いです。

長谷井さんが新しく入手したあれやこれやを見せてもらいながら、各社のバンチを繰って、4月1日だったら横浜流行柄協会発足と言ってみたいような勢いで、あれこれ語りました。
言い出しておいて何ですが、私に限っていえば、好みがグレンチェックとかヘリンボーンとか変らないので、流行柄協会は成立しなさそうです。

祖父の時代の人が着ていたようなクセのある柄の一群を前に、
「白井さんが『今これですよ』って言ったら、マーチャントが首をひねるくらい、世界中でも横浜だけで注文が固まって来ますよ」
「冗談で言ってるうちに、だんだん気になってくることってありますよね」
と他愛ないことを連発しながら、時間を忘れて遊びます。

そんなことを言ってるうちに、本当に次やそのまた次のシーズンのものがおぼろげに形を成してくることが、ないこともありません。

ところで、言うまでもありませんが、もちろん横浜流行柄協会は実在致しません。


その日話に出た柄の一つは、G・クーパーでさえこんな感じ。難易度高し。



ダイアモンドだねぇ~。ちょっとバカボンのほっぺたを思わせます。






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Come fly with me. ― Firenze―

2013-05-15 | Jazz
 3月は好天に恵まれ、景気は、早咲きの満開の桜が青空にはえるようでした。

4月は一転して週末の度に天気は崩れ、子供が泣くし魚は跳ねるし、猫はドーナツ枕に頭を突っ込み、段差にけつまづいた老婆のゲタの歯が欠けました。
ケッキョク.......あら、何だか昔いた占いの人みたいです。

しかし、輸入品の値上げに先回りしようという方々にとっては、バクダン低気圧もなんのその、趨勢に反していわゆるブランド品は好調だったらしいです。



毎年イタリアの地方を巡っている人から、久しぶりにフィレンツェに寄るので紳士服店をメモしといて、とリクエストがあって、店の場所が変ってないか調べてみました。

少し移転しているところもありますが、仙田社長に伺ったミラノに比べ、驚くほど持ちこたえているように感じます。
一年を通じて観光客の絶えない特別な街だからでしょうか、あるいは元々小規模で、支えてくれる顧客が地元の客と外国人と、経営にとって健全な比率を保っていた為でしょうか。

不景気といえども、そこは日頃からミケランジェロのレプリカや世界遺産を、毎日じかに眺めて暮らしている人達です。
美しいものに対する欲求や審美眼は廃れない、と思いたいところです。
でも14~5世紀の古のことはいざ知らず、基本的に足で歩き廻れるスケールの、それ故に落ち着いた田舎町であることは間違いありません。

先の人は違う分野のプロですし、ブランド品とかには興味ないタイプです。
ババを掴んで欲しくはありませんが、それさえ怖れず良いものと巡り合って、面白い話を聞かせてもらうのが楽しみです。









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来たかチョーさん、待ってたドン

2013-05-10 | Blues
 滅多にありませんが、突然のドシャ降りみたいに忙しく追いまくられる日があります。
バスター・キートンの、ハチャメチャな映画みたいです。
うまく対応できたかどうかで、自分がどの程度大丈夫か測れる気もします。

その日が偶然そんな日で、夕方には快い達成感に満たされておりましたが、そうもしていられませんで急ぎ横浜へ向かいました。



その晩行ってみると、私以外は貫禄たっぷりの6地区のドンが、一同に会して食事みたいな図になっていました。
ドン・ジョヴァンニとか、ドン・ウォズとか、ドン・ガバチョみたいですが、とにかく皆さん見た目がドンです。
しばらくすると、これだけきちんとしたカッコの方々と一緒に食事する場面って、意外にないなぁと気づきました。

以前、優しい牧島さんがよくネタを提供してくれたみたいに、その席で皆さんが面白い話をいくつも聴かせてくれて、これ次回使えるんじゃないのと大いに盛り上がります。

運動後のお酒や御飯が美味しくなってしまうせいか、自転車では痩せないと豪語するメカタ・デ・ドン○○さんが私に何枚も座布団をくれるので、バランスを失ってコケました。

お蔭様で、翌日にはきれいさっぱり忘れ、面白おかしかったということだけが鮮明に残ってます。


ドンというより、シニアとジュニアか。

ドンも若いが、ブルースの息子も若い。
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ZOO

2013-05-07 | Others
May, she will stay
Resting in my arms again........
というわけで、「四月になれば彼女は」気がつけば5月です。
画像も何かGWっぽくないんですが、日射しがかなり強くなりつつあっても、上が18℃くらい下は一ケタという日もあって空気が冷たいです。
以前はこの時期、もう海に入っていたこともありました。
今入ったら、唇が紫色になってしまいます。

紫といえば端午の節句で「菖蒲」か、なんて思いましたが、このショウブはアヤメやハナショウブとは別物らしいです。



たまに毛色の変わったものも、見たくなります。
毛色だからでもありませんが、館長から券をいただいたので、先日上野に「FENDI/ UN ART AUTRE」という展示を観に行きました。
ご存じのようにローマに創業の毛皮屋さんで、展示された1970年からの製品は職人の手仕事と、加工の段取りを分かり易く解説したものです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ像に見つめられながら、スカラ座の前で卵をぶつけられる心配が全くないくらい、もちろん毛皮に縁などありません。

会場を占めていたのは、その方面の勉強をしているらしい学生さんがほとんどでした。
「白井さんの後輩じゃないですかね、いゃ、だいぶ違うか」
「そういうのに限って、なんだね」
なんて言いながら、上野公園を散策して帰りました。

展示はともかく、そこのプロフェッソーレがたいへん面白い方で、
「上野動物園の隣ですが、ある意味、うちはそこより動物園ぽいって言われてます」と仰ってました。



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