Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

くまモン

2013-02-28 | Others
 ご当地キャラ「くまモン」のキャラクター・グッズ等の売り上げが、290億円超あったそうです。
先駆け「ひこにゃん」は、今頃どうしているでしょうか。
いわゆる「ゆるキャラ」も顔つきによって、人気に相当ひらきがありそうです。



少し前のこと、まだ日が明るい時間に新橋で待ち合わせしました。
そこから時間を少しつぶして、あとで飲みましょうということになり予約を入れると、お二人でしたら席ありますとのことで押さえてもらいます。

それからぶらぶら銀座まで行き、それじゃ岩元さんのお顔を拝んでいきましょうということでお邪魔すると、「なんだ誘ってくれないの」という展開になりました。
では、現地に着いてキャンセルなどで空席あったらメールしますとお暇してきます。

飲食業界のくまモンでしょうか、席の取れにくい人気のその店に着くと、ラッキーなことにちょうどキャンセルがでたとのことで、座って飲めると急ぎメールします。
柔軟性のある対応で岩元さんも定刻に加わり、皆さんで何か盛り上がったんですが、何の話だったかきれいサッパリ思い出せません。
これじゃ、わすれモンですね。


Katsura-rikyu, Kyoto


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ムラムラ

2013-02-22 | Others
 海部さんのネクタイが話題に上らなくなって相当経ちますが、帽子姿の麻生さんの映像が繰り返し繰り返しながされていたら、そんな感じのものを見に来る人が増えたと帽子屋さんが言ってました。
でも、試した方の半分以上は棚上げされるそうです。
黒いと相当構えた感じになりますからねぇ。
風刺集団ニュースペーパーの物真似からはいるのがいいかも知れません。



子供たちがほとんど手がかからなくなり始めた30代後半から急に料理に目覚めたように、母はそれまでと違った料理を次々と作りました。
子供たちの反応をみながら、好評だったものも少しづつ工夫を加えたりして、倦むことがありません。
様々の便利な調味料が出まわってきたのを当然試していたので、年齢を加えるとともに、手を省けるところは上手く利用していたと思います。

そう思い返してみると、普段美味しいとか美味しくないとか言ってても、そっとイノシン酸やグルタミン酸などの旨味成分を加減されただけで味覚はコロっと左右されてしまうのではないかと思いました。

最近不特定多数の人が集まる空間に、何がしかの香りを発生させてより快適な空間にという試みがすでに始まっているそうです。
そのうち、購買意欲がムラムラ湧いてくるような香りを仕掛けられて、自分の意思に関係なく衝動買いしてしまうなんて日も来るでしょうか。
いいカモです。


白川に浮かんでいました。

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1200 ―何で私が京大に―

2013-02-19 | Others
 先日すこし春の気配を感じた日がありましたが、上空に寒気がはいってしまうと一気にひっくり返されてしまいました。
ブログを始めて、今月初めで1200日経ったそうです。

最初の冬は、ウールやカシミヤ・タイの連発だったような気がします。
今シーズンももちろん使いますが、寒さの割に、何となく例年よりシルクを合わせる頻度が高い感じがしています。



以前、奈良の山の辺の道を歩いて大神(おおみわ)神社に詣でた際に、杜氏の神様が祀られているのを見つけました。
確か全国でもそこだけと聞いたように思います。

京都にも料理の神様・お菓子の神様が祀られてあったのを思い出し、京都大学の正門前を抜け筒井君と一緒に吉田神社の神域を訪れました。




冬の味覚、蒸し寿司。

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天乃屋!

2013-02-16 | Others
 今回は違いますが、京都に行くと、年によっては南座の顔見世のまねきがまだ残っていることがありました。
昨年暮れから勘三郎さん、団十郎さんの訃報が続き、ひとに優るエネルギーに溢れたと思っていた方々がつぎつぎ斃れたことは残念です。

カブキといっても私が普段縁があるのは、タイトルの方くらいなんですけど。



子供たちの結婚会見に出て来た菊五郎さんと吉右衛門さんはたいへん面白かったです。

菊「この年になって、播磨屋さんと姻戚関係になろうとはおもいませんでした」
吉「この間まで(菊之助が)お相撲さんの役をやっていたから、(急な結婚話も)がぶり寄りの押し出しって感じでしょうか」
菊「前は(菊之助が吉右衛門の娘を見ると)あの顔を見ると、播磨屋さんが出て来て怖いって言ってたのにねぇ」

楽屋落ちと申しますか、よくそういう場になると悪いこと言う人が親戚に一人はいて、周囲を狼狽させたりします。
たいしたこと言うわけでもないのに、「本当に口が悪いですよね」なんてからかわれる人もいます。

旅先でも、日頃やってることを場所を替えてやるのが主旨だったので、飲んでいて筒井君から「アフロだからそう見えないけど、本当に口が悪い」と毎晩言われてました。

ところで菊五郎さんの奥さんがあとでマイクを向けられた時のこと、
「主人になる人が好きなようにするのが一番いいんじゃないでしょうか、奥さんが締めるところはしっかりしめて抑えていれば」
というのがあって、東映の頃をしのぐ迫力で文字どおりシメていました。


Ninna-ji, Kyoto


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同行三人

2013-02-11 | Others
 ちょっとそこまで行ってました。

先月のことですが、出かけた先で階段をのぼろうとすると、狭い階段の上のほうで20代の女性が幅いっぱいの大きなダンボール箱を抱え、片足を踏み出したまま身動きがとれない状態になっていました。

かなり限界に近そうなのは、鼻の穴が開いて喘いでいるらしい表情から見て取れます。
急いで駆けのぼって箱を受け止め、後ろ向きに1Fまで降ろして邪魔にならなそうな場所に置こうと身体の向きを変えると、後ろで「すみません、すみません」と申し訳なさそうに言う声が聴こえました。

さてその箱を地面に降ろそうとすると、女性の「すみません、すみません」の声のニュアンスがさっきと違って聴こえます。
顔だけ振り返ると、階段をおりた背後に位置する辺りで台車を指して「すみません、こっちへお願いします」と言っているのでした。
それくらいお安い御用ですが、後から思い出すとおかしくて仕方ありません。

そんな他愛ない話を一番喜んでくれたのが、満月の「阿闍梨餅」が大好きで一気喰いする小泉さんでしたが、今はそれも出来ないので、今回の「ちょっとそこまで」は然るべきところで菩提を弔ってもらうことも目的の一つでした。



普段遊んでもらってる方々と一緒に旅に出て、私が旅先で出会った人たちに会ってもらったり、食べたり飲んだり出来たらという思いは漠然とありましたが、皆さん忙しい身の上ですから現実なかなかそうはいきません。

ところが今回、筒井君が旅の前半に付き合ってくれました。
既婚者なのに、滅多にないありがたいことです。
よくお遍路の方で身体のどこかに同行二人とあるのは、弘法さまと一緒という意味らしいですが、私たちは同行三人で、日によってはゲストを加え観て食べて飲みました。

ほんの二三年前まで、筒井君はイタリアだけでなく京都も毎年出かけていたそうですが、折角来てくれたと思うと、観てない所があったらあっちこっち観てもらいたいと強行軍になってしまいます。

帰ってからヘトヘトだったんじゃないかと、あとから心配になりました。

でも一緒に旅すると普段知らなかったことが分かります。
出町ふたばの「名代 豆餅」が好きだとか、鯖寿司も同様に好きだなんてことは漠然とは聞いていましたが、その二つがあったら相当幸せなんじゃないだろうか、というくらいたくさん食べるのを目の当たりにしました。
今回は「苔」にも開眼したそうなので、来冬のジャケットに反映されることでしょう。




Koutou-in, Daitoku-ji, Kyoto




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ちょっとそこまで

2013-02-08 |  その他

昨年夏に撮った画像です。欄干に肘を固定して、暗闇にカメラを向けたら撮れていました。
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Speak like a child

2013-02-04 | Jazz
 正月はいつもの年とは違っていたので、何だか自分でもわからないうちに過ぎてしまいました。
初詣や新年の挨拶も、月末ちかくまでかかったような気もします。

関東にしては大雪の降った14日の数日あとのこと、快晴の日に布団をほしていると、まだ残る雪に阻まれて車両が少ないせいか、あるいは普段遠くに聞こえている様々の音が吸収されるのか、とても静かなことに気づきました。

子供の頃、元日から営業する店はほとんどありませんでした。
正月は家で静かに過ごすことが普通でしたので、少なくとも午前中は近隣もひっそり静まりかえり特別な一日という感じがしたのを思い出します。

最近かなり日がのびてきました。
夕方5時にはまだ明るさが残って、天気の良い日には日没まで様々の色に変化する空を楽しめます。



先月末、私鉄の車内であったことだそうです。
快速電車が始発駅をでた途端、幼児が泣きはじめました。
お母さんは一生懸命あやしますが一向に泣きやむ気配がなく、次の駅までしばらくある事を思うと気が気ではなかったでしょう。

大人たちが幼児なら仕方ないことだと思い始めた頃、隣に座っていた小学生の女子が幼児にむかって、持っていた切符を手から手へハラハラと落として見せたそうです。
繰り返しやるうちに興味をそそられたのか、泣きやんだだけでなく笑い始めました。
その後、下車するまで幼児の機嫌は保たれたので車内の空気は和み、母子や小学生が降りたあとまで何やら暖かい雰囲気だったと言います。

小学生には弟妹をあやした経験があるのか、他の大人がやっていたのを見たことがあるのか、偶然の思いつきなのか、様々の推測が成り立ちます。
でも、そんなことより目の前の事象にさらっと対応したその子の機知が清々しいです。
目撃した人によると、ただ自分もそうしたくて幼児をかまい、それによって機嫌がみるみる良くなっていくことを楽しんでいただけにも見えたと言います。
生得のものでしょうか。

飛行機内での乳児の泣き声にクレームをつけた人が話題になっていましたが、前掲の話を聞かせてくれた人の職場では、いい大人がふとした切っ掛けでエゴを剥き出しにして、すっかり信頼を損ない晩節を汚す格好になったという出来事もありました。
でもそんな膠着した大人の固い頭の話で、折角の未来ある子供の楽しい話にコントラストをつける必要はまったくありませんね。








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