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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

個人ガイド 四国 三嶺

2021-11-22 18:36:33 | ガイド山行/一般登山
11月20日は、個人ご依頼で四国は徳島県の三嶺をガイドしてきました。
日本200名山に数えられ、四国一の美しい山といわれる名峰です。

これ以上ないくらいの超快晴に恵まれて、晩秋の山歩きを楽しんでいただくことができました。

名頃の集落から登山開始。
名頃はよく知られた「案山子の里」。村中の至る所、案山子だらけ。







あらあら・・・ミレーの『落穂拾い』まで・・・。
何か、映画『トワイライトゾーン』の世界に入り込んでしまったような気持ちになります。

という訳でそんな不思議な光景が広がる名頃を後に三嶺山頂めざしてグングン登っていきます。


山頂近くなり四国特有の美しいササ原が広がってきました。
遥か剣山を遠望します。


見えてからがなかなか遠い頂上稜線。それでもあまりに美し過ぎる景色に助けられ写真を取りまくりながらノンビリ登っていきます。


頂上稜線に出て奥には三嶺の山頂がようやく姿を見せてくれました。


反対側には遥か剣山がスッキリ見渡せました。
何とも美しい天空の世界です。


三嶺登頂! おめでとうございます。


下山は菅生コースを下りました。
登りの名頃コースの賑わいとは打って変わって下山し終えるまで他に誰にも出会わない静かな静かな下山コースでした。


広大なササ原越しに剣山の峰々を望みます。
この後、順調に下山し終えて三嶺の日帰り登山を終了しました。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。







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個人ガイド 西上州の山々3座

2021-11-19 11:14:25 | ガイド山行/バリエーションルート登山
11月15日~17日は、個人ご依頼で西上州の山々をガイドしてきました。

まさに藪岩山の宝庫、西上州。
今回もどっぷり藪岩尽くしでした。

先ず初日は足慣らし?も兼ねて鹿岳~四ッ又山縦走のコースへ。
一般登山道を辿ってのコースなので藪岩ではありませんがこの地に来たからには外せない名峰です。


麓の集落から鹿岳を眺めます。


先ずは最高峰の二ノ岳へ。


次にめざす一ノ岳と続く四ッ又山


モミジの綺麗な紅葉がまだまだ残っていて感嘆の声をあげながら歩きました。


四ッ又山山頂。


四ッ又山から越えてきた鹿岳を望みます。
この後、ノンビリ下山して初日の山行を終了しました。

翌日は桧沢岳のバリエーションルートである北西稜をめざしました。
まさに藪岩山の真骨頂とも言うべきルートです。


北西稜を登りながら時折前日に縦走した鹿岳~四ッ又山を眺めます。


911mピークに立つと北西稜の核心部が迫ってきます。


越えてきた藪岩峰群。


モアイ岩(というらしい)


15mの懸垂下降


この後、岩を越えたり巻いたり、藪を掻き分け掻き分け、ルートファインディングを念入りに上をめざして桧沢岳西峰に登頂~!
北西稜終了です。


続いて本峰
この後、山頂からは短い登山道を経て登山口へ下山、そして桧沢の長閑な村をノンビリ歩いて麓まで下山して2日目の山行を終了しました。

3日目は上野村のマムシ岳をめざしました。最近ようやく地図に破線コースとして記されるようになった山です。
なので云わばバリエーションルートの山なのです。


所々とても登りにくい急斜面やボロく危険な岩場がありましたが概ね順調に登ってマムシ岳山頂です。


マムシ岳から先もまだまだ藪岩が続きます。


次の峰からマムシ岳山頂を振り返ります。藪が多いので分かりにくいですが四方八方が岩だらけのやはり藪岩山です。

そんなわけで他に人っ子一人に出会わないマムシ岳でしたが順調に登り下り終えて3日間の山行を無事に終了しました。
3日間お疲れ様でした。ご依頼ありおがとうございました。








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個人ガイド 鈴鹿 御在所岳エリア

2021-11-19 10:31:54 | ガイド山行/バリエーションルート登山
11月12日~14日は、個人ご依頼で御在所岳の諸ルートをガイドしてきました。

関東在住からのご参加ということで御在所岳を満喫できる3本立てコースをご案内させていただきました。

初日は藤内壁の後尾根を登って富士見尾根に継続するコース。
藤内壁の中で唯一クライミングシューズが無くても登れるルートということで云わば御在所岳山頂をめざすバリエーションルートとして登ってこそのアルパインルートです。


藤内壁出合から。


後尾根を登ります。高度感もあって気持ちの良いナイフリッジ。


チョックストーンをめざして登っていきます。


順調に後尾根を登り終えて富士見尾根に繋げます。


富士見尾根も最高の晴天の下で登れて爽快この上なし!


山頂レストランはお決まりのみたらし団子!の予定でしたが、なんと11月中は販売休止しているとのこと。
仕方なしにではありませんが、カツサンドを注文。これまた絶品の味!そんじょそこらの店より圧倒的な美味しさです。
何年か前に新メニューとして登場した際はかなり人気になって2度食べたことがあってそれ以来ご無沙汰でしたが久々に食してみて満足のお味でした。
という訳でしっかりお腹も満たされた後はノンビリ下山して初日の山行は終了~。お疲れ様でした。

翌日は同じく藤内壁の前尾根へ。
この日も素晴らしい晴天に恵まれて最高の登攀日和! と言いたいところですが、風が強くおまけにとても冷たく指先がかじかむのを我慢しながらの登りでした。


先ずはP7からスタート!


それでも順調に登ってP4へ。


更に順調に登ってP2(ヤグラ)へ。


ヤグラを登ります。
思いっきり日陰で最高レベルの冷たさを我慢しながら登りました。
そうは言いながらも順調に登攀を終了~


やはり御在所岳山頂まで登って山頂レストランで前日と同じくカツサンドを頂きました!
完全にハマり倒しております。
という訳で2日目も無事に終了~。お疲れ様でした。

そして最終日の3日目は本谷~大黒尾根に繋げるコースへ。


美しい渓流に心を洗われながら谷を詰めていきます。


ただ通常の踏み跡を辿るのでは面白くないので、出来る限り岩登り的なラインを選びながら登っていきます。


三角岩(最近はジョーズ岩というらしい)


三角岩から大黒尾根に取付き。岩峰を越えながら上をめざします。


所々岩登り的な要素があって楽しみながら登っていきます。


大黒尾根を登り終えて麓の湯の山温泉街を見下ろします。
「やっぱり山はいいなぁ~」と思える一時です。


大黒岩と御在所ロープウェイ山頂駅


この後は一旦本谷に下り立ってから対岸を経て御在所岳山頂をめざしました。対岸からは登った大黒尾根上部と鎌ヶ岳の鋭い山容を望みます。
やはり山頂レストランで暫し休憩してから下山開始。湯の山温泉まで下り終えて今回の3日間の山行を終了しました。

3日間お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。








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岩登り・ロッククライミングを楽しむ会(六甲 芦屋の岩場)

2021-11-11 08:52:59 | 講習
11月10日は、夏以来の芦屋の岩場でした。

朝早くに雨は上がるという予報でしたが実際には🌤→☂→🌤→☂→🌤→☂→🌤→☂→🌤→☂・・・・・・
と、目まぐるしく変化しまくりの一日でした。それでも一瞬でも日が差せば直ぐに乾いてくれるキャッスルウォールなので晴れ時間を使ってしっかり登ってしっかり楽しんでいただくことが出来ました。


前半はトップロープクライミング


ラインを変えながら8本。
結構登り込まれました。


久々にネコちゃんに出会えました。
かなり空腹だったようでお昼用に持参したパンが9割方食べられてしまいました。


後半はリード形式に切り替えて登りました。


お腹が満たされて喜んでくれたのか?キャッスルウォールのてっぺんに登ると回り道から登って出迎えてくれました。


ラインを変えてまたキャッスルウォールてっぺんまで。


目まぐるしく変わる天気の一日でしたが大阪湾も遠望できてやはり気持ち良く登れる芦屋の岩場でした。


懸垂下降して終了~
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。

解散後、ネコちゃんにお昼をほぼ食べられてしまって空腹の頂点に達しかけていたので芦屋駅前の餃子の王将に飛び込みました。


今回は餃子とチャーハン、それに今回は電車通勤だったので+生中🍺 サイコーっす!
腹も満たされて満足な気分で帰路についたのでした。








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個人ガイド 妙義山 星穴新道、西上州 鹿岳~四ッ又山

2021-11-08 11:19:29 | ガイド山行/バリエーションルート登山
11月6日~7日は、個人ご依頼で妙義山と西上州の山々をガイドしてきました。

初日は星穴岳に至る星穴新道へ。
且つては登山道が引かれていましたが余りに危険なのことと大きな事故が発生して50年近く前に廃道となってしまったコースです。


所々微妙で危険なの登りを経てP2とP3が頭上に近づいてきました。


P2側面を懸垂下降で突破。且つての鎖が残っていますがとても使える代物ではありません。


その後も所々悪い箇所を越えてP3側面を懸垂下降と長い長~いトラバースで突破。この辺りが核心部といった感じですね。


頂上稜線が近づいてきました。


頂上稜線に抜け出て西岳からのコースに合流。
星穴岳山頂からの下降者を待ちます。


星穴岳登頂!
おめでとうございます! 先ずは長い難所越えを経ての登頂、疲れ様でした。
我々の他に人っ子一人いない静かな静かな星穴新道でした。


越えてきた星穴新道P3を見下ろします。


西稜に聳えるP4やP6の岩峰群


東側には西岳~金銅山~白雲山に至る表妙義の山々


西岳方面のコースと分かれて星穴新道上部まで懸垂下降。


さらに星穴新道と分かれて星穴沢を懸垂下降で下山していきます。

星穴沢を4回連続の長い懸垂下降を経てようやくロープは終了~
後は意外に悪い星穴沢下部をボチボチと歩いて下山。初日の山行を終了しました。


翌2日目は下仁田の名峰、鹿岳に向かいました。
西上州の山はバリエーションルートで訪れることが殆どですが久しぶりの一般登山コースからの登山です。


登山口からグングン登って鹿岳の一ノ岳登頂。
妙義山はじめ360度山々が見渡せました。


続けて同じく鹿岳の一ノ岳をめざします。奥には四ッ又山が割と遠くに見えます。


一ノ岳から先ほど登った二ノ岳を望みます。


これでもか! というくらいの大紅葉で感嘆しまくりの登山でした。


なかなかのアップダウンの連続を経て四ッ又山登頂!


山頂からは朝一番で登った鹿岳の一ノ岳、二ノ岳の2つの峰が遠く聳えていました。
2日間共に最高の天気に恵まれて最高の山行が楽しめました。



下山後、お客様のご希望で2007年に山野井泰史さんが初登頂した高立の一本岩を見物にいきました。


折角なので取付きまで行って岩に触れてみました。

この後、駅までお送りして今回の2日間の山行を終了しました。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。







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