11/13は、京都からご参加のHさんをご案内してお気に入りのバリエーションルート、アルファルンゼを登ってきました。
アルファルンゼは分野的には一応「沢登り」の分類に入るのですが、通常は終始水が流れていない完全な涸れ沢なので寧ろ「ロッククライミング」のルートです。3級から4級程度の壁(涸滝)をロッククライミング越えて山頂を目指すのでアルパインクライミング的な楽しみが味わえる僕的には三ツ星ルートなのです。
常連のHさんは、山岳会に入られていてとても意欲的に真剣に登山に取り組まれている方です。ということで、今回は確保技術やちょっとしたリードの方法などを講習しながら登りました。登るだけでもなかなか大変なルートなので学習されながらだと更に大変ですが一生懸命に頑張って登られていました。日の短い秋なので下山した頃は既に日没間近でしたがとても密度の濃~い一日でした。
一番の核心? ともいうべき「斜めチムニー」の登攀です。狭いチムニーに奮闘です。
最後の30mの凹角状壁です。写真では分かりませんがなかなか傾斜が強くスッキリした楽しい壁です。今回は特に乾きが良く、抜群のコンディションでした!
メインは終わって、この先まだまだ小滝とガレ登りが続きます。疲れた体には堪えますがその分登り終えた時の充実感はタマリマセン! これこそがアルパインクライミングの楽しさでもありますね。