7月22日~23日は、八ヶ岳の阿弥陀岳のバリエーションルートを繋ぐコースをガイドしてきました。
今回の山行、予定では赤岳天狗尾根を登る筈でした。天狗尾根めざして朝一番で入山しましたが約1時間ほど歩いて丁度河原に下り立つ地点に着くと普段全く流れの無いところでさえ物凄い増水と激しい流れと化していました。過去に無雪期だけでも20回以上は登っているルートですがこの先の危険度を考えると先に進むわけにはいきません。という訳で急遽引き返すことに。
引き返す道中で代替案をいろいろ考えて阿弥陀岳南稜に転戦することに決定。美し森山駐車場に戻って直ぐに車に乗り込んで阿弥陀岳南稜登山口をめざしました。
やはり転戦といっても一般コースなどその辺のところを適当に登ってお茶を濁すようなことをしたくないので、やはり天狗尾根(岩稜直登ルート)と同等レベルかそれ以上のことをしなければならないという思いから阿弥陀岳南稜(P3は岩稜直登ルート)を登って阿弥陀岳~赤岳を縦走して天望荘泊、翌日は再び赤岳~中岳を経て阿弥陀岳北稜を登って阿弥陀岳登頂、最後は阿弥陀岳中央稜を下山しました。
結果的には内容的にはほぼ同じかそれ以上、体力的には大幅にボリューム感を増したものになりました。それでも皆さん元気で頑張って踏破していただけたので良かったです。

朝一から余分な労力を費やしてしまったのですが、気持ちを入れ替えて阿弥陀岳南稜めざして入山です。
※一般登山コースではありません。

ハクサンシャクナゲが綺麗に咲いていました。

阿弥陀岳南稜上部を望みます。

ミネウスユキソウもいっぱい

南稜核心部のP3が迫ってきました。
通常は基部から大きく迂回する「樋コース」を登りますが、今回は折角なので「岩稜直登コース」から登ります。

ちょうど小同心みたいな登りです。


こういう「岩登り箇所」は僕は1本のロープに複数人を繋いで登ることはしません。
という訳で1本のロープに1人で登っていただきます。

皆さんP3を難なく登りきって最後のP4を進みます。

阿弥陀岳登頂! 先ずは南稜からの登頂おめでとうございます!

チシマギキョウもいっぱい!

タカネバラも咲いていました。

コマクサもいっぱい!

阿弥陀岳から中岳を越えて赤岳登頂! 長い一日最後の山頂でした。
この後は天望荘に泊まりました。

翌朝は再度赤岳~中岳を越えて阿弥陀岳をめざしました。

中岳のコルから下山道を辿って北稜に取付きます。
短めにきって3ピッチの登りです。



ここもやはり1本のロープに1人づつにして登ります。少々手間と労力と時間がかかってしまいますが、「安全」とクライアント様の「快適さ」には代えられません。どんな仕事でもそうですが、職人(ガイド)が楽をしようとするとロクなことがありませんのでね。

今回2度目の阿弥陀岳登頂! よく頑張りましたね~

阿弥陀岳山頂を後に中央稜からの下山です。
この後、登山口に下山し終えて今回の2日間の山行を無事に終了しました。
なかなかのハプニングから始まった今回の山行でしたが皆さんよく頑張って踏破していただきました。
大変お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。

熱く、楽しくいこう!
今回の山行、予定では赤岳天狗尾根を登る筈でした。天狗尾根めざして朝一番で入山しましたが約1時間ほど歩いて丁度河原に下り立つ地点に着くと普段全く流れの無いところでさえ物凄い増水と激しい流れと化していました。過去に無雪期だけでも20回以上は登っているルートですがこの先の危険度を考えると先に進むわけにはいきません。という訳で急遽引き返すことに。
引き返す道中で代替案をいろいろ考えて阿弥陀岳南稜に転戦することに決定。美し森山駐車場に戻って直ぐに車に乗り込んで阿弥陀岳南稜登山口をめざしました。
やはり転戦といっても一般コースなどその辺のところを適当に登ってお茶を濁すようなことをしたくないので、やはり天狗尾根(岩稜直登ルート)と同等レベルかそれ以上のことをしなければならないという思いから阿弥陀岳南稜(P3は岩稜直登ルート)を登って阿弥陀岳~赤岳を縦走して天望荘泊、翌日は再び赤岳~中岳を経て阿弥陀岳北稜を登って阿弥陀岳登頂、最後は阿弥陀岳中央稜を下山しました。
結果的には内容的にはほぼ同じかそれ以上、体力的には大幅にボリューム感を増したものになりました。それでも皆さん元気で頑張って踏破していただけたので良かったです。

朝一から余分な労力を費やしてしまったのですが、気持ちを入れ替えて阿弥陀岳南稜めざして入山です。
※一般登山コースではありません。

ハクサンシャクナゲが綺麗に咲いていました。

阿弥陀岳南稜上部を望みます。

ミネウスユキソウもいっぱい

南稜核心部のP3が迫ってきました。
通常は基部から大きく迂回する「樋コース」を登りますが、今回は折角なので「岩稜直登コース」から登ります。

ちょうど小同心みたいな登りです。


こういう「岩登り箇所」は僕は1本のロープに複数人を繋いで登ることはしません。
という訳で1本のロープに1人で登っていただきます。

皆さんP3を難なく登りきって最後のP4を進みます。

阿弥陀岳登頂! 先ずは南稜からの登頂おめでとうございます!

チシマギキョウもいっぱい!

タカネバラも咲いていました。

コマクサもいっぱい!

阿弥陀岳から中岳を越えて赤岳登頂! 長い一日最後の山頂でした。
この後は天望荘に泊まりました。

翌朝は再度赤岳~中岳を越えて阿弥陀岳をめざしました。

中岳のコルから下山道を辿って北稜に取付きます。
短めにきって3ピッチの登りです。



ここもやはり1本のロープに1人づつにして登ります。少々手間と労力と時間がかかってしまいますが、「安全」とクライアント様の「快適さ」には代えられません。どんな仕事でもそうですが、職人(ガイド)が楽をしようとするとロクなことがありませんのでね。

今回2度目の阿弥陀岳登頂! よく頑張りましたね~

阿弥陀岳山頂を後に中央稜からの下山です。
この後、登山口に下山し終えて今回の2日間の山行を無事に終了しました。
なかなかのハプニングから始まった今回の山行でしたが皆さんよく頑張って踏破していただきました。
大変お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。

熱く、楽しくいこう!