3月7日~8日は、個人ご依頼で北アルプス 西穂高岳のガイドでした🏔
週末を一日ずらしての入山で静かな西穂高岳でした。ピラミッドピークから先はガリガリ、カチカチに氷化した稜線が延々と続いていて特にP4~P2にかけての飛騨側のトラバース箇所は「悪っ!」に一言💦
スリップには十分過ぎる程に注意しながら通過でした。
久々に西穂高岳の本格的な難しさを味わった山行でしたがクライアントのお二人様はとても上手に行動されて無事に踏破していただくことが出来ました👏
西穂山荘に到着~
西穂山荘の夕食🍚 美味しくいただきました~☆彡
翌朝は高曇りの天気
西穂山荘名物の雪ダルマくんは今シーズンは丸さが足りず少々角ばってますがご愛嬌ということで・・・
めざす西穂山頂までの稜線もしっかり確認できます。
霞沢岳
独標直下を登ります。
独標からのピラミッドピークとその先に西穂高岳。さらに遥か奥にジャンダルム~奥穂高岳を望みます。
奥穂高岳から吊尾根を挟んで前穂高岳、明神岳の景観が広がります。
ピラミッドピークまでくると西穂高岳が随分と近くなりましたYO~
ピラミッドピークから先はガリガリ、カチカチの箇所が続いていてクライムダウンをしたり、カニトラバースをしたり、前爪を駆使しながら進みました。
越えてきた雪稜
P4を登ります。
氷化してテッカテカです。
P3~P2のトラバースもカリカリのテッカテカなので用心してカニトラバースで通過です。
お二人様共、アイゼンをしっかり蹴り込みながらの確実な動作で一歩一歩登ってこられます。
西穂高岳直下まできました。
今回はコンディションをみて右側のラインを使って登りました。
西穂高岳登頂! おめでとうございます👏
かなり難しいコンディションでしたがよく頑張って登りましたね👏
登りより難しのが西穂高岳の大変なところ。
登り以上に十分に用心しながら行動して西穂山荘に帰着。
名物の西穂ラーメン🍜を美味しく、美味しくいただきました☆彡
ロープウェイまでの下山中、西穂の稜線の全容を望むことができました。
あの稜線を辿って山頂に立ったことを思うと嬉しく幸せな気持ちですね。
この後、新穂高温泉に下山して今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました👏
熱く、楽しくいこう!