昨年７月１８日、世界一になったあの日の感動の再来である。国際サッカー連盟（FIFA）の年間表彰式でMF沢穂希が女子世界最優秀選手、佐々木則夫監督が女子チームの世界最優秀監督に選ばれた。どちらも２位を大きく引き離しての受賞である。ロンドン五輪に向けて監督は 『プレッシャーになるかも知れないが 「 金が信念 （謹賀新年） 」 なので、なでしこジャパン の完成形をロンドンでも見せ、日本の皆さんに元気を与えたい』 とコメントしている。被災者と共にあったメンバーのこころは、試合が終わる度に 「世界中の友へ 支援をありがとう」 TO FRIEND OF AROUND THE WORLD. THANK YOU FOR SUPPORT と英文で書いた横断幕を掲げて会場を周回していた姿勢にも表れていた。「日本が震災から一生懸命立ち上がろうとしたことと、なでしこの戦いを世界の人が評価してくれたのだ」 日本協会の小倉純二会長のコメントに共感している。
福岡地裁小倉支部で覚せい剤取締り法違反の男性に対して 「礼状によらず他の軽犯罪法違反で別件逮捕したのは違法」 として無罪を言い渡している。検察は上級庁と協議し適切に対応したいとコメントしている。興味ある裁判であるが、市井の人はいとも簡単に逮捕し権力者には及び腰の検察に 「小沢」 を別件で逮捕する剛のものはいないのか。
増税の後に 行政改革 も 議員定数削減 も不退転の決意でやると語っている。一般的な社会通念で推し量っても通る話では無い。古い諺にある 「人事を尽くして天命を待つ」 多少意味が違うが本来こうあるべきなのに先ず増税有りき、これでは本末転倒以外の何ものでも無い、子供でも分るような理屈が増税一辺倒で判断できなくなっている。こんな指導者を抱えている国民は不幸だ。増税以外の何の方法も考えられなくなっている。本当に大丈夫なのかと疑いたくなる。
増税路線をひた走る拝金主義の総理、増税さえすれば何もかもがうまく機能する思い込んでいる。これに異議を唱えて離党した議員達は政党交付金目当て、政権与党を倒すことが仕事と思っている野党。理念も航路も定かでない日本丸はどこへ向かおうとしているのだ。「機能不全の政治へのいら立ちは、敵対者を許さない強い指導者を望む土壌になっている」 と地元紙にあった。大差をつけて勝利した大阪市長選に表れたのか。ここは民主主義国家であって金の亡者が巣くう独裁国家では無い。
MONEY TALKS BUT MONEY IS NOT EVERYTHING 「金はものを言う しかし金が全てでは無い」
MONEY TALKS BUT MONEY IS NOT EVERYTHING 「金はものを言う しかし金が全てでは無い」
