和訳
づーっと 私はあなたと一緒
いくら喋るのが商売の弁護士とはいえ、思っていても言葉に出して良い事と悪い事の区別もつかないのか。過去の戦時下に於いて女性を虐げたことを反省し、二度とこういう不幸なことが起きないようにと、世界に向けて綺麗事を並べても、再度、戦時下になれば人間は同じ過ちを繰り返すとか、いっそのこと全ての兵士を最近強くなってきた肉食系の女子にすれば慰安婦問題は起きない等とは、例え思っていても、私なら決して言わない。
原発事故による避難生活で不自由を強いられている人たちに向かって、電源三法交付金で、過去に良い思いをした事も有ったではないか等とは、思っていても言ってはイケナイのです。
朝日新聞の調べによると2004年度(予算ベース)での電源三法交付金は約824億円に上るとされている。うち福島第一第二原発を抱える福島県では約130億円、柏崎刈羽原発を抱える新潟県では約121億円、敦賀美浜大飯高浜原発を抱える福井県には113億円、玄海を抱える佐賀県には約100億円、六ヶ所村核燃料再処理施設や放射性廃棄物管理施設を抱える青森県には89億円もの多額の税金が交付金として使われていた事は知っていても、仮設住宅に住んでいる人たちや故郷に戻れない人たちに向かって言っては駄目なことなのです。
1983年元敦賀市長の高木孝一氏の息子であり「電力安定供給推進議員連盟」の中心人物、福井県選出高木毅は「原発は電源三法交付金や原発企業からの協力金がありタナボタ式の金だ。放射能の汚染で50年100年後に生まれる子供がみんな障害者でも心配する時代ではない」と言っていた。
こんなことも決して言ってはイケナイのです。改めて橋下徹氏に言葉を捧げる。
「口は災いの元」言っては ならぬことはならぬものです。(会津の教えより)