日々雑感

男の独り言

利己主義発言に思う

2015年08月05日 09時36分52秒 | Weblog
自民党の武藤貴也衆院議員は自身の短文投稿サイト「ツイッター」で安保関連法案に反対する学生団体「SEARDs(シールズ)」の主張を「戦争に行きたくないという自分中心、極端な利己的考え」と批判している。人間同士が殺し殺される戦争に関わりたくないのは本能であって当然の感情である。「欲しがりません勝つまでは・滅私奉公」と国民にあらゆる強制をして戦争に向かった結果はどうなったか、歴史に思いを馳せれば至極当たり前の主張であって、自分の価値観を他人に押し付け批判すること自体が利己主義の最たるものと思う。来年夏の参院選から選挙年齢が18歳に引き下げられる。この発言が将来のご自分の選挙にどう関わってくるのか理解した上での発言なのか。近視眼的発想で国家百年の計どころか間近の自身の将来にも考えが及ばない御仁に、為政者でいる資格は無い。

総理から最前線へ

2015年08月03日 13時57分07秒 | Weblog
2014年 12月5日のマイブログ改定

戦争絶滅受け合い法案

この法案は、大正デモクラシー期を代表する論客、谷川如是閑(にょぜかん)が提唱していたとあります。

デンマークの軍人による起草とし、開戦10時間以内に 1国家元首 2元首の親族 3総理、国務大臣、次官 4代議士(戦争に反対票を投じた者を除く)の順に「一兵卒として最前線に送るべし」という内容である。これほど、権力者や利益を得る人間が末端の国民を犠牲にして起こす戦争の本質ついて書かれているものは他に類を見ない。また、上記該当者の妻や娘、姉妹なども戦争継続中、看護師や使役婦として召集、最も砲火に接近した野戦病院に勤務させるべきと述べている。原発事故で役場ごと避難を強いられている双葉町の町長が、国と東電の責任者こそが避難所で生活すべきだと語っていたのと理屈は同じである。命よりお金が大事と、原発再稼動させたい馬鹿政党の候補者は「事故時は議員自ら収束作業に当たり、議員宿舎または自宅を被災者に提供する」という選挙公約を掲げてから立候補するといい。憲法9条を弄繰り回して、戦争をしやすい国にしようとしている改憲論者は「戦争絶滅受合法案」が存在しても尚現在の主張を続けるお積もりなのか甚だ疑問である。あれだけの事故を起こした東電で責任をとった人物はひとりもいない、この度の法案が参議院でも強行採決したときは国会議員が言い出しっぺの責任をとって、一兵卒として一番先に戦地に出向くべきである。