昨年四月二十八日のマイブログから
自衛隊の海外活動拡大を含め安保政策転換を5月に首相に提言する有識者懇談会(安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会)のあるメンバーは、提言が実現した場合の影響を「一日に2桁の死者が出ることは無いが、数人はあり得る」と明かしている。戦死の現実味が増す議論が、まるで科学教室の実験結果のように論じられていることに違和感を覚えている。事は人の生死なのだ。将来戦地に赴くのは貴方自身かもしれないし、あなたの家族・親族・友人・恋人かもしれない。先の東京都知事選で、フクシマから何も学ぶことなく、原発反対派が大敗し、時の政権の思い通りになったときと同じように、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認を目指す為政者の主張に、平和を望む国民が負けるような事が有ってはならないのだ。敗戦後69年、戦後生まれが国民の四分の三になった現代においても、三百十万人もの人たちが犠牲になった惨禍の記憶を誰かが引き継いでいかなければならないと強く思っている。
自衛隊の海外活動拡大を含め安保政策転換を5月に首相に提言する有識者懇談会(安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会)のあるメンバーは、提言が実現した場合の影響を「一日に2桁の死者が出ることは無いが、数人はあり得る」と明かしている。戦死の現実味が増す議論が、まるで科学教室の実験結果のように論じられていることに違和感を覚えている。事は人の生死なのだ。将来戦地に赴くのは貴方自身かもしれないし、あなたの家族・親族・友人・恋人かもしれない。先の東京都知事選で、フクシマから何も学ぶことなく、原発反対派が大敗し、時の政権の思い通りになったときと同じように、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認を目指す為政者の主張に、平和を望む国民が負けるような事が有ってはならないのだ。敗戦後69年、戦後生まれが国民の四分の三になった現代においても、三百十万人もの人たちが犠牲になった惨禍の記憶を誰かが引き継いでいかなければならないと強く思っている。