北海道大震災

我が家の電力は停電発生から40時間後にやっと回復して安心していたら、札幌の知人宅の近くが大変なことになっていた。

家屋の一階部分が沈み込んでいる

家が傾いている！

OH My God ! 地面がヤバイ!

羊蹄山

羊の蹄(ひづめ)のように見えるところから名付けられた羊蹄山「蝦夷富士」とも呼ばれる。朝日を背にして立つと雲海に陰になってクッキリと映り込みます。この羊蹄山の麓に山小屋を建て、東京から移り住んで４年になる家族がテレビで放映されていた。我が家のガレージの二階にもオートバイでやって来てそのまま住み着いて２０年になる東京人がいる。いつの日か暖かくて雪のないところで暮らしたいと思い続けている北海道人に、彼らの思いは理解出来ない。「観光の雪」と「生活の雪」は全く別物なのだ！毎年数人が屋根からの落雪やスリップ による交通事故で命を落としている。

北海道美瑛町「四季彩の丘」

北海道大雪山国立公園十勝岳の噴煙

震災後の北海道の節電と観光地

街中の大きなスーパーや商店の看板の照明が消されている。国道脇やトンネル内の照明もいつもより暗い。我が家も付けっ放しのテレビの電源を切ったりトイレの暖房便座の電源をoffにしたりして節電に協力しているつもりでいるが、北海道電力京極水力発電所「(後志(しりべし)管内京極町」の40万㌔㍗の電力確保のメドがついて計画停電を当面回避できると報道にあった。観光関連の業種は相次ぐキャンセルで大打撃を受けているが、我々庶民にとっては牛乳やパンがスーパーの店頭に並び始めて少しづつ日常が平常に戻りつつある。

近郊の観光地の去年の駐車場

震災後の駐車場

震災前のカート乗り場

震災後のカート乗り場
（園内を巡るカートは休眠状態です）

北海道大震災被災者報道の推移

2018/09/07 北海道新聞朝刊ニュース

同日夕刊

翌日朝刊

同日夕刊

本日朝刊

"合掌"

避難生活を強いられて人たちは現在もなお１１９００人もいるという。最近の北海道は自然災害と無縁ではなくなってきている。

旭川空港

7月6日北海道大震災。あの日も飛んでいた。

北海道が揺れた！

昨日の早朝3時8分北海道南部を震源地とする地震が発生して北海道全域が揺れた。震源地である厚真地区の震度は７である。遠く離れた我が家も大きく揺れて家人が私を起こしても、ボソボソ寝言を言ってそのまま寝込んだらしくて朝まで知らずにいた。全道的な停電で一部復旧した地区もあるようですが、昨夜の我が家の近辺は街灯も消えてコンビニも閉まっているので真っ暗である。電力以外のライフラインは繋がっていて住宅の損傷もなかったので被害？と言えば冷蔵庫のアイスが溶けないうちにと、一度に3個も食べたことくらいで、阪神淡路大震災や東日本の津波に比すると大したことはない。テレビで学んだ非常時の備えは万全で危機を感じることは無かった。子供たちは経験したことの無い真っ暗闇に大喜びで、カメラや天体望遠鏡を持ち出して星空ウオッチングを楽しんでいた。

写真はカメラと懐中電灯で遊んだ作品？

震源地近くやマスコミの人たちは大変なことになっている。遠く離れたこの地で もガソリンスタンドで行列を作っているドライバーたちは、海で囲まれた北海道のどこに逃げようとしているのだ？