日々雑感

男の独り言

猪瀬都知事5千万円領収書に思う

2013年12月16日 08時47分42秒 | Weblog
都議会で猪瀬知事が5千万円の領収書を高々と掲げたテレビを見て古い体験を思い出した。土地を入手したときのことです。購入後しばらくして税務署から「お尋ねしたいことがあるので○月x日に云々」の葉書が届いた。何事かと指定された日に出向くと、親からお金を貰ったのでないかと現金で購入した土地代金の調査だった。自分の貯金と当時の彼女から借りたお金で支払ったので正直にその旨を話したところ「借用書は有るのか」と言う。わたしは激しい口調で係官に言った「あんたは彼女からお金を借りる時にも借用書を書くわけ? 普通、彼女から金を借りるのに借用書なんて書かないよ!借用書が必要ならこれからでも書くけどっ!」これで一件落着したわけですが、借用書さえあればいいのであれば、全ての国民が借用書を書くようになって、今後贈与税や相続税を支払う人はいなくなるとその時思った。地位と権力の両方を併せ持ち、かなりきな臭い猪瀬氏の場合はこれと一緒に論ずるわけにはいくまい。蛇足ながら土地購入の代金は自分の貯金より彼女から借りたお金の方が多かったこと、未だにあのときの分として返してないこと、当時の彼女は現在の愛妻であること、そしてそれが原因なのか?今だに頭が上がらないことも付け加えておきます。

秘密保護法

2013年12月02日 18時43分59秒 | Weblog
この演習場では今年6月には砲弾が演習場外に飛び出す誤射が起きたばかり、「訓練内容が見えにくくなるブラックボックス化は許されない」と言いつつも、機密保護法が成立するようなことになれば「これからは不安な思いで監視しないといけなくなる」と市民グループ「海兵隊移転別海町連絡会」の代表が苦渋の表情です。気がついたら戦地に駆り出されていたって事にならないようにしなくてはなりません。


秘密保護法に思う

2013年12月01日 11時48分32秒 | Weblog
中身についてはこれから審議会を設置するという法案。分かり易くいえば白紙委任状に印鑑を押せといってるのと同じこと。一般的社会通念でも通る話では無い。民主主義を履き違えて、数の力だけでこんな法案が通過するようでは、国会に参院は不要である。本来民主主義とは「民主と君主の対概念として人民が主権をもち、為政者と人民が同じであるとする政治的な立場原則をいう。転じて個人の人権(自由・平等・参政権など)を重んじながら多数で物事を決める原則を民主主義と呼ぶ場合もあるが、単純な多数決と違うところは、多数決が単に多数決であることに正当性の根拠を求めるのに対し、民主主義は最終的には多数決によるとしても、その意思決定の前提として多様な意見をもつもの同志の譲り合いを含む理性的対話が求められる点で区別される」 こうであるならば、テレビで見たような、怒号の飛び交う中での強行採決であってはならないと思う。前回のマイブログにも書いたが、参院は衆院のカーボンコピーではないことを自覚し「良識の府」「再考の府」としてその存在をアピールして欲しい。