日々雑感

男の独り言

神楽岡公園の水芭蕉と桜

2018年05月11日 11時03分19秒 | Weblog
神楽岡公園の成り立ち
上川神社を含むこの辺り一帯は、当時の北海道上川郡旭川村(現旭川市)へ離宮の誘致が検討されていた。離宮だけでなく、西京=京都、南都=奈良、東都=東京などと同様に、上川郡に「北京」を建設するという構想もあった。明治28年、道庁は人心を一挙に北海道に向けさせるべく、上川に北京を定めるべき旨の建言を行った。政府は、北京を皇室の別宮である離宮と改めた上でその設置を決定し、予定地をここ神楽岡(旧上川郡字ナエオサニ)一帯の10,500ヘクタールに定めたが、結局離宮の建設は実現しなかった。どちらも実現には至らず構想にとどまった。