日々雑感

男の独り言

日々雑感 政治ごっこ

2010年06月30日 21時52分12秒 | Weblog
世界の首脳が集まる度に日本の総理が替わっている、日本人でも覚えられない位に目まぐるしくかわる総理の座、恐らく彼らの中に小泉以来の総理の顔も名前も記憶に残っていないのではないか?犬猿の仲であった薩摩藩と長州藩に対し国内の権力闘争よりも日本国家として海外に目を向ける時期であると説得し、誰が考えても無理と思われる薩長同盟を成し遂げ明治維新の基礎を築いた坂本竜馬、後に近江屋にて中岡慎太郎と共に幕府の刺客に襲われ絶命。近代日本の代表的な財政金融家、高橋是清は景気回復に功績をあげるが、インフレ防止のための軍事費抑制が軍部の反感を買い二・二六事件で内大臣 斎藤実 教育総監 渡辺錠太郎 と共に青年将校の凶弾に倒れている。事件終結後「一審制、上告なし、非公開、弁護人なし」の特設軍法会議で反乱軍に死刑17名を含む判決が出された。政治家も異論を唱える人も命懸けであった。それに比して現在の政治屋のナント気楽なことか、、。嫌になったら辞める、これは一般的にいう職場放棄であり民間なら、とうに馘首されているにも拘らず未だに高給優遇されている。阿部氏は私の診断では軽度の鬱病、福田氏に至っては「私は自分を客観的に見ることが出来る、あなた達とは違う」と捨て台詞までついている。現総理のいう消費税に至っては自民のいう10%そのままを何の裏付けもないままに発言し参院選に不利になると党内で騒がれるとダンマリを決め込む。軽いのは鳩山氏の発言だけではない!現在の政治屋全部に相通じる。自民総裁のガッキィと呼んでに至っては情けないを通りこして悲しくなる。平成維新をいう議員さんもいるが明治維新に携わった人達に聞こえたら不甲斐無いと腹を抱えて笑われてしまうに違いない。「子どもの政治ごっこ」ではない、性根を据えて世界に誇る国家の構築を臨む。

日々雑感 参院選

2010年06月25日 10時03分29秒 | Weblog
V字回復して支持率の下がらない内の参院選、勝利するための戦略としては良い選択と思うが、この選挙で当選した人達は解散もなく任期は6年にも及ぶ、上げ潮ムードに酔って投票してしまわない事を祈る。「この程度は必要だろう」と何の確たる裏付けもない、あいまいな基準で10%の消費税の言及をし、上げた分は社会保障に充てるとも。然し、官房長官の仙谷氏は消費税引き上げが実現した場合の使途に関し、有力な分野として医療 教育 介護 年金を挙げたが社会保障目的に限定しない意向も示唆している。自民の言うバラマキ政策の尻拭いに使われるかも知れず、みんなの党の渡辺喜美氏のいう『ヤッパリ足りません、20%に上げさせて下さい』となるかも知れない。総理はギリシャを例に「財政破綻で被害を受けるのは年金生活者だ」と消費増税に理解を求めているが、「公務員給与も半減された」 ことには言及していない。誰が誰に投票しようと勝手だが民主が勝てば参議院は第2の衆議院になってしまうことにも留意して欲しい。消費税に関しての調査では賛成 反対が拮抗している。賛成派は景気が良くなるなら多少の増税も止む無しらしいが、それにより消費が落ち込み、むしろ思惑とは反対に向かうのではないかと憂慮している。政治の無策で生じた膨大な赤字国債の穴埋めに使われる可能性もある。選挙はタレントの人気投票ではない。熟慮して投票に臨んで欲しい。

日々雑感 詐欺の代名詞=マニフェスト

2010年06月24日 22時19分56秒 | Weblog
「マニフェクト(政権公約)」 という呼称を避け各党が独自の呼称に言い換えている。嘗て自衛隊を海外に差し向けるときに最初は「派兵」と言い、自衛隊は軍隊ではないので「派遣」と言い換えて出向いたことがあるが、結果として中身は同じで何も変わっていない。参院選が今日公示され投開票は7月11日、選挙期間は17日間もある、大きな組織票を持つ企業も団体も支援先を決めあぐねている。良い機会である!先の衆院選では一票で政治が大きく変ることを主権者たる国民は実感している。破綻している国家財政をどのように立て直すのか?500万道民が30年後には410万人にまで減少するとの深刻な試算もある。人口が減少することにより経済活動が沈滞し税収も落ち、行き着くところは国家としての体を為さなくなる。主権者である国民は「言葉の言い回し」に惑わされることなく、しっかりと各党の主張を聞き分けて参院選に臨もう。

日々雑感 いのち

2010年06月23日 11時21分19秒 | Weblog
「自死3万人の時代に うつを知る」の新聞連載を読んでいる。執筆者の名前が無いので多分記者の方が書いているのではないかと勝手に想像している。身近にこの病気と闘っている人がいるので書かせてもらうと、一般的に罹患しやすい人は真面目で几帳面そして責任感の強い人といわれている。(人間的に上等の部類に属する) 性格的に強いとか弱いとかには関係ない。7~8割の人が因子を持っているらしいが、それの強い人は特別に、これといった原因もないのに思春期に発病するが、そうでない人は何か大きなショックを受けた時やストレスの蓄積 喪失感等多伎にわたり発症する。気持ちの落ち込みの最も激しい時期「極期」の少し前後に自殺する人が多い。よく 生きたくても不治の病で死ななければならない人もいるのに自殺なんか と 言う人もいるが、この病気もそれらと同じで生きたくても死ななければならない程辛い病気で、恐らく経験しなければ絶対に理解は出来ない。古くはワイドショウの創成期の人気番組「小川宏ショ-」 長寿番組であったがこの人は40度の熱があっても一日も休むことなく仕事をこなした。最近では、回復したと言われているタレントである高島兄弟の父親、奥様は女優の寿美花代さんである。ご本人をテレビで見たが見る限りマダ完全ではなくひきずっているようにみえる。奥さんが昨日のテレビでその時の10年にも及ぶ苦労話をされていたが看病というより闘いである。現在親の介護されている方たちも同じと思う、妻は実母に貴方はどちら様ですか?と時々言われるらしい、当初のマダラ呆けから本呆けに成長し左半身不随のオマケまで付いたので大変なことは想像を絶する。話を戻して抗鬱剤の服用で治療が始まるがこれが効き過ぎると躁病になるので目が離せない。薬の助けは必要不可欠であるがご本人の心がけることは今までの生き様の30%~40%位のペースダウンと明日でもいいことは明後日に、もし出来るのならばすればいいと思うようにすることで気持ちは楽になり余裕も生まれる。死に対する願望のみの毎日で地獄に居を構えているような日常から一日でも早く抜け出せる日を願う。併せて、この病気の回復は長くかかるか短くてすむか個人差はあるが、罹患するに至った期間と同じ位の期間で回復すると一般的に言われているが、治る病気である事も明記しておく。

日々雑感 理想と現実

2010年06月22日 23時42分58秒 | Weblog
友愛などという形のない理想論よりは現実路線への切り替えの方を支持するが「消費税率引き上げなど現実路線に切り替えたのは正解」と評価するのには異論がある。日本の税は原則、累進課税であるが消費税に至っては納税義務のない生活保護所帯からも幼い子どもが一人で買い物に行っても盗られる、小商いをして年商が僅かばかりの商店でも消費税を盗り、その分の納税はせずに余分に儲けている。銀行の両替器はお金の両替はするが消費はしていない、なのに消費税を盗られる。あれは消費税ではない手数料だと言ったところで、手数料に5%の消費税がしっかりとプラスされているのだ。消費税は悪税である。以前マスコミが大騒ぎした警察の裏金はどうなったのか?事業仕分けで一躍時の人になった女性閣僚のキナクサイ事務所費は?理想はあくまで理想であって、現実はドロドロとした汚いものである。それをわきまえた上で清く生きるのは結構だが知らずにいると、最近増えてきた鬱病になる可能性が上昇する。年間3万3千人にせまる自殺者の大半がこの病に侵されているという。中国、戦国時代の楚の人「屈原」もうつ病に侵されていたのか?

「真面目で几帳面で責任感が強い人」
いわゆる人間として上等な部類に属する人が罹患しやすいらしいですよ!

日々雑感 議員削減

2010年06月21日 23時35分42秒 | Weblog
(「増税するならば、自らの身をきれ」一見正論にみえるが少数政党をつぶし、国民の多様性をつぶすことになる)とあるが、これは1党独裁のことを言っているのか?私はそうは思わない、小回りがきいて組織を持たない国民の生の声なき声が良く聞こえるようになるとおもうが、、。

日々雑感 参院選間近

2010年06月20日 13時20分46秒 | Weblog
「各党の訴え、戦略」を読ませていただいた。意気込む 老舗の意地 地力が試される 底力が問われる 極端なのは 親子対決の行方も注目される。ヤクザの勢力争いのような文言が踊っている。国民が期待するのは安心して暮らせる偏らない政治と世界に誇れる国家の構築であって政権闘争には辟易している。事業仕分けに物申す、外堀を少しばかり埋めただけで肝心の本丸はどうするつもりか?政治の無策で大きく膨らんだ借金は自己責任で返却すればよい事であって国民にツケを回す類のものでは無いと心得る。「隗より始めよ」という言葉がある。議員に報酬は必要ない!加えてこの国に衆参併せてあれだけの人数の議員は必要なのか?消費税に至ってはそれからの話になる。あのヤクザでさえ(8・9・3)とも書き、トータルすると0になり(数ならぬ身)つまり最低と分をわきまえているのである。政治屋の皆さんも分をわきまえて誰が考えても出来そうにない公約はしない事。前総理の轍を踏むようなことがあれば主権者たる国民が政治そのものに無関心になりギリシャの比どころか国家存亡の危機に陥る。

日々雑感 消費税

2010年06月19日 22時45分57秒 | Weblog
社会保証費の自然増や対策拡充を念頭に「この程度の財源が必要になる」と述べ、消費税収を年金や高齢者医療など社会保障費に充てる意向を示しているが、最初の消費税3%の時も2度目の5%の時も同じことを言って国民の理解を得られ易いように画策しているが現実はわずかな年金から介護保険料を差し引いての高齢者イジメの年金支給である、市民運動化出身の総理とはいえ、この世界に入ってからは長いので、一般的な国民感情からは乖離してしまっているのではないか?財政を破綻に導いたのは政治である。そのツケを何故国民が払わなければならないのか?介護の現場では低賃金で生活が成り立たず折角取った資格を投げ出し寿退社をする男女の若者が大勢いる。断言してもいい!社会保障にはタダの一円も使われない!何の裏付けもない「この程度」という極めてあいまいな言葉が使われているのが何よりの証拠である。税務署のマルサ組織を徴収のみでなく使う方にも活用するといい。そうすれば大金を使っての民主のパフォーマンスでしかなかった、事業仕分けの必要もなかったのである。あそこに出てきたのは氷山のホンの一角でしかないことも併せて明記しておく。亀井氏が再度連立離脱を仄めかしている。ヤクザの喧嘩を出入りと言う。政界の派閥は、ヤクザ組織でいうナントカ系のナントカ組、出たり入ったりはヤクザの世界と同類とおもう。マスコミの騒ぐ支持率に惑わされることなく、主権者たる国民はしっかりと参院選に臨もう。

日々雑感 ガッキーと呼んで

2010年06月14日 14時34分02秒 | Weblog
自民の総裁、谷垣禎一氏が「堅物」イメージの一新のために自らをニックネームで呼び、党は氏の顔をあしらったTシャツの販売をホームページで売り出した。菅首相の誕生で支持率がV字回復した民主に有効な対抗策が見つからない自民の窮余の一策。党内の「有権者に訴える発信力が足りない」との不満を意識したためとははいえ、けなげな努力というか情けないというか語るに落ちる窮状である。こんな幼児的発送及び姑息な手段で政権奪還を出来ると思っているのなら余りにも国民を愚弄しすぎている。

日々雑感 財政の黒字化

2010年06月12日 16時46分01秒 | Weblog
新総理は「基礎的財政収支(プライマリーバランス)」を2015年度までに10年度の1/2に20年度までに黒字化する数値目標を掲げ財政再建重視の「菅カラー」を鮮明とあるが、これは膨大な赤字国債を無くす本来の財政の健全化とは大分意味合いが違う。一般家庭でいうところの給料の範囲内で借金をせずに生活することである。国家の給料に匹敵するのは税収である、税収の範囲内で一般歳出を賄う至極当たり前のことなのである。先のマイブログに書いた経済の大原則である「入るを計って 出るを制す」これを怠り、足りなくなると国債を発行(つまり借金をし)借金を借金で返す内に天文学的な数字の赤字国債残高になり、所謂多重債務者になってしまっているのが国家の現状である。総理の言う財政黒字化には過去の借金の元利払いは含まれていない。つまりマイホームローンを踏み倒して生活すると思えば解り易い、ではこのローン残高はどうするのか?消費税の増税その他新税を創設し、つまるところ国民負担で賄う積りと思う、今ではどこの家庭にもある車庫にも固定資産税が掛るようになるのではないか? 「*プライマリーバランス(Primary Balance)
国や自治体の基礎的な財政収支状況。一般会計で歳入総額から国債発行収支を差し引いた数字と、歳出から国債費を差し引いた金額のバランス。日本のプライマリーバランスは大幅赤字であり、国債発行により負担を次世代に先送りしていく形となっている。」こう書くとえらい面倒くさくみえるが要するに借金をせずに給料の範囲内で生活をし子どもに借金を残さない事である。もし、子どもの知らない親の借金が有ればは相続放棄すればよい!プラスの財産を相続しマイナスの財産は放棄する訳にはいかない。

日々雑感 ヤハリ狐だった亀井

2010年06月11日 12時05分36秒 | Weblog
先日「虎の威を籍る狐」と書いたが、その気も無いのに連立離脱をちらつかせて延長を求めたが功を奏せず閣僚辞任はしたが与党内に留まり、後任に自党の自見庄三郎氏を充てるよう要請している!党首であるので格好だけ付けて陰で操るように方向転換した。腹の中は見え見えである。連立を離脱したら支持率0.2%の国民新党なぞナンボのもんでもない!先に離脱した社民党がよい見本である、最近はテレビにも新聞にも出てこない。連立を維持し党首には留まり自党の幹事長を後任に要請、松下 長谷川両者は留任させる。老練かつ汚い政治屋の行動パターンの典型である。狸の騙しは笑えるが、狐の騙しは陰険である。敗北したのだ、無条件降伏せよ亀井!