日々雑感

男の独り言

衆参憲法審査会におもう

2013年03月31日 07時50分05秒 | Weblog
荼毘に付す(〔仏〕パーリ語 jhapeta 焼身・梵鐘の意)火葬。または葬式「荼毘に付す」というように使う。

戦友を荼毘に付しているときに、空腹が極まってそれを食べたいと思った。戦後数十年を経過した後、たとえいっときでもそう思った自分を悔いて、同じく生き残った遠くに住む戦友を訪ね、その事を打ち明けたところ。「自分もあのときそう思った」それを聞いて、づっと思い続けていたこころの負い目を取り去ることが出来たという。今の時代に火葬してる身内や親友を食べるなんて、思いも付かないことなのに、戦争は人をそういう狂気に駆り立てるのだ。改憲して戦争をし易い国にしようとしてる憲法審査会。憲法審査とは、どんな憲法かを審査することであって、原発再稼動のように、先に改憲有りきであってはならないとおもう。この国に長く生きて、現憲法下で不条理を被った記憶は無い。

春到来

2013年03月29日 08時01分55秒 | Weblog
昨日は今年初めて気温が二桁台まで上昇しました。ミニ庭園の冬囲いの支柱が顔を出しました。一晩でこんなにもと思うくらい雪が溶けたのですね。気持ちが浮き浮きしてきます。北国に暮らす人々は誰よりも春待つ心は強いのです。

「春来れば降り積む雪も解けぬべし しばし時待て山の鶯」  字余り一句 (>_<)

衆院選無効に思う

2013年03月26日 07時55分00秒 | Weblog
衆院や安部政権の正当性が疑われる現状で、改憲論をぶちまけている。判決が確定したら、この人たちの決めた法はどうなる、この国はヤッパどこかオカシイと思う。
司法 立法 行政の三権は分立して機能しなければなりません、司法権が頑張ってます。結構なことです。

大山鳴動して鼠一匹

2013年03月22日 14時57分10秒 | Weblog
国策で推し進め技術の集積である筈の原発。電源がストップして大騒ぎした結果の原因が鼠だったとは、、。知らずにいたら又メルトダウンが始まり、放射性物質が拡散して大変なことになったかも知れない。事故以来2年も経過してるのに、仮説のお粗末な電源は建物の陰で野ざらし状態でテレビに映っていた。国家の危機管理体制はどうなってるんでしょう?原発村の住民は相変わらず懲りない面々が揃っているようです。

*注 メルトダウン「MELT DOWN」メルトは溶ける ダウンは高い所から低い所に落ちる。日本語で言うと「溶け落ちる」ということ。つまり冷却出来ずに高温になった核燃料が、格納容器を溶かして外に出てしまうこと。実に大変なことなのに、英語に置き換えるとそれ程大変とは思えなくなることに着目すべきだあろう。騙されてはいけないのだ。

春分の日大荒れ

2013年03月21日 16時41分20秒 | Weblog
春分の日とは名ばかり、道内の高速道や一般道で雪による通行止めや数十台の車を巻き込む交通事故が多発している。テレビで花見の様子が放映されても、ここで桜が咲くのは二ヶ月も先なのでピンと来ない。いつかは雪の無いところで暮らしたいと思っているが、地震や津波で命の危険にさらされるよりは、飛行機の発着率91パーセントの自然災害が 最も少ないこの町で寒さと雪を我慢している方がよいのかもしれない。

TPP 交渉参加表明に思う

2013年03月16日 07時38分03秒 | Weblog
自民党のTPP対策委員会が発足し、議論を始めてからたったの一週間余りである。農業をはじめ影響の大きい交渉にもかかわらず、あまりにも拙速な判断とおもう。原発再稼動のときと全く同じ構図で、はじめに「参加ありき」ではなかったのか。大時代的な表現で「国家百年の計」を言うならば、食料自給率を高め、安全で安心な食べものを食卓に届ける道筋を描くのが先でないか。貿易で金を稼いで他国から買えばいいという議論は通じない。世界的な飢饉に陥ったとき、自国民を飢えさせてまで食糧を他国に売る国が存在するだろうか。農地は今日種を蒔いても明日収穫は出来ないのだ。食糧だけにとどまらない、医療の現場で混合診療が解禁されれば、「株式会社○○病院」に於ける高額な保険外診療が大幅に拡大し、貧乏人は病院に行けなくなる。為政者は国益を言うが真の国益とは何なのか、国民的議論が不足したまま突っ走ると、国益を唱えて突き進んだ第二次世界大戦のように国民に多くの犠牲者が出る。

憲法96条

2013年03月13日 12時22分23秒 | Weblog
憲法96条は、ハードルを高くして時の権力者によって、簡単に憲法を変えることが出来なくするために存在している。

憲法96条
この憲法の改正は、各議員数の三分の二以上の賛成で、国会がこれを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票においてその過半数の賛成を必要とする。

憲法改正については前項の承認を経たときは天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして直ちにこれを交付する。

暴走老人を自認している石原氏は、日本の国は憲法により絶対戦争はしないと思われているから、中国は我が国固有の領土である尖閣諸島領有権を侵害し、北朝鮮は日本人の拉致被害者を返さないのだと主張している。憲法9条を容易に変えるには、先に96条を変えなければならないと安部総理は主張している。 100歩譲って改憲し、戦争をし易い国に変えたなら、北の拉致被害者どころか、日本人や中国人 北朝鮮の多くの人命が犠牲になる。このことを理解した上で主張しているのか。先の第二次世界大戦では日本人の兵員230万人一般人80万人という多くの命が犠牲になったことを忘れてはならない。又あの人間を狂気に駆り立てる愚かな戦争を始めるつもりなのか。70年近く経過した憲法は古くなって時代にそぐわないと声高に言う人もいるが、むしろ庶民の生活が憲法に追いついていないと言う方が賢明であろう。憲法25条でいう「全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」この事が為政者に拠って為されているか?

憲法9条
1 日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達成するため、陸 海 空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

外貨預金 「果報は寝て待て」

2013年03月09日 06時38分51秒 | Weblog
1ドルが85円になったとき、冬になると南の島に逃げ出す資金作りにと、ある程度纏まったお金をドル預金にした。その後もどんどん円高が進んで最高値のときは79円を割ってしまい、「やっぱ お金は額に汗してナンボのものなんだ」と反省することしきりです。汗 汗……。日本の国が亡くなるわけでもなし、その内又円安に移行するだろうと待つこと2年と数ヶ月、今朝の新聞では、東京市場95,40円になっていた。もう少し円安が進んでから日本円に換えると為替差益は一体幾らになる?獲らぬ狸の皮算用です。のんびり構えていれば良いこともある。「果報は寝て待て」と言うではないか!

夜明け前

2013年03月04日 08時04分07秒 | Weblog


写真の奥の方が東で手前の暗い方が西になります。下の方に点在してる光は、韓国の街明かりです。朝方の六時頃の上空からの韓国の様子ですが、あの明かりの中に色んな人たちの生活と、それぞれの人生があるんだと思うと、何ともいえない感慨に耽るのです。反対側の座席から外をみると真っ暗です。明るい方に向かって地球が回ってる。夜明け前の飛行では、学校で習った「地動説」が体験できるのです。海の向こう側から日本を眺めて、この国の良さを再認識出来るのも海外旅行の醍醐味です。

海外移住に思う

2013年03月01日 10時39分29秒 | Weblog
年齢を重ねたら暖かい南の島に移住したいとづーっと思い続けて北海道に生きて、この10年位前から、その予行演習のつもりで、毎年の二月の厳寒期に南の島に逃げ出し二週間くらい滞在していました。移住してしまえばこの国にいて蓄えた言語・習慣など様々な知識が生かされる機会は少なくなり、ゼロからのスタートに近くなること。更に昨年と今年では同じ金額を現地の通貨に両替したところ円安の影響で、円が二割も安くなっているのです。日本にいれば同じ額の年金を支給されるのに、海外ではその日の為替レートで毎日両替する金額が違ってくるのです。言語・風俗・習慣の全く異なる異国で暮らすより、最近は物騒になってきたとはいえ、マダマダ海外と比較すると平和と水はタダで生活コストが安い北海道に住んで、厳寒期のみ南の島に逃げ出して暮らすのが一番良いのではとの結論に至りました。
海外では考えられない「飲める水をトイレに使用している」日本人は贅沢なんだと気付いてから、日本が一番住み良いと思うようになりました。