日々雑感

男の独り言

オリンピック ボランティア募集

2018年10月07日 11時36分28秒 | Weblog
地方紙に掲載されていました。キーボードタイピングの練習に打ってみました。

【好評だったテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で主人公のみくりにこんなせりふがある。商店街活性化の仕事を無料で手伝ってほしいと、店主から頼まれたシーンだ▶「人の善意に付け込んで労働力をタダで使おうとする。勉強になるから、これもあなたのためだからと正当な賃金を払わない。このような『やりがい搾取』を見過ごしてはいけません」▶先月から始まった東京五輪・パラリンピックのボランティア募集を巡り、賛否様々な意見が飛び交っている。それらの声に、みくりのせりふを思い出した▶組織委と東京都が募集するのは11万人。一日8時間程度、10日以上の参加が原則。交通費相当として一日千円支給されるが、それ以外の交通費や宿泊費などは自己負担。都会ならともかく地方の人には条件が厳しい▶文科省は「倫理性とともに、忍耐力、決断力、適応力、行動力、協調性などの涵養(かんよう)の観点からも意義がある」と若者の参加を促した。期間中の試験や授業日程を柔軟に変更できるよう全国の大学に通知もしている。応募者がやりがいを語るなら分かるが、募集する側が強調するのはいかがか▶そこで、こんな案はどうだろう。ボランティアが足りないならまず国会議員が参加してみる。 当然、その間国会は休み。猛暑の中で千円もらえ、やりがいも感じられる。その上、倫理性を養えるなんて最高ではないか。】