一昨日の夜に37.6℃の熱が出て、昨日の朝に近所のかかりつけ医院に電話をした。新型コロナウイルスの感染が疑われる発熱患者と、他の患者の動線を分けるため、通常の出入り口ではなく裏口で対応するので、医院に到着したら車から降りずに電話をするように告げられる。指定された時間に到着して電話をかけると、綿棒を持った看護師さんがやって来て、車の窓越しに鼻腔の粘液を採取して言う「前の患者さんが診察中なので、そのまま車の中で待機するように」。待っていると、看護師さんが迎えに来た。中に入ると裏玄関の一部をビニールで囲って小さなテーブルと椅子だけの臨時の診察室?がしつらえてあった。レントゲン検査を終えて少し待つと医師がやってきて「簡易検査の結果、肺と鼻腔粘液についてコロナは陰性でした。精密検査の結果は、今日中か遅くとも明日の朝までに電話で連絡が来るが、陰性の場合は連絡がありません」と告げられる。その後看護師さんから小さなプラスチック製の容器を渡され「車の中でここの線まで唾液を入れてください」と指示を受ける。「唾液って急に沢山は出ないものだ!」丁度良いくらいの時間が経過すると看護師さんが回収に来て、今度はいつもの出入り口で、車の中で待つように言われる。間もなく事務方が請求書と処方箋を持ってやってくる。医院の支払いをして今度は薬局の前で電話をして車に乗ったまま待機していると薬剤師が薬を持ってくるので薬代を払う。発熱から診察、投薬に至るまでの流れはこんな感じで、国の政策で診察料は無料と説明を受けた。
今日の今の時間まで連絡は来ないので多分コロナは「陰性」だったと思っている。(^^♪
このブログを書いた翌日の早朝に、恐れ多くも院長さん直々から陰性の電話がきた。
処方されたお薬
シタフロキサシン錠50mg 感染症の原因となる菌を殺す
カロナール錠200mg 熱を下げたり痛みを和らげる
トラネキサム酸 喉の腫れや赤み、イガイガを楽にする
カロナール300mg 熱を下げたり痛みを和らげる
アズノールうがい液
携帯を持つのが当たり前の時代になっている。駐車場の一角には、車を利用しない人たちに六畳くらいのプレハブ小屋が用意されていた。待合室の椅子を職員数人で消毒しているのが車の中から確認出来た。院内と院外を何度も往復しなければならない看護師さんと薬剤師さんたち。仕事量が大幅に増えているのに冬のボーナスは減額、もしくは支給されないというニュースをテレビで見た。
薬を服用する前に熱は下がっていたので、うがい液のみを使っている。他の薬は消費期限?が過ぎたら多分捨ててしまうであろう。全国的に無駄になった薬代のすべてを、困難に立ち向かっている医療従事者の方たちに差し向ける方法はないものか?