日々雑感

男の独り言

日日雑感 脱原発に6万人集会

2011年09月21日 13時08分56秒 | Weblog
東京・明治公園の脱原発集会に6万人もの人たちが集まった。日本の政治は評価されていないが、震災によって評価された、真に国家を支えている日本人が危機感を持って、何か行動を起こさなければならないと立ち上がったのだ。これを機に政治の何かが変わることを期待したい。

日日雑感 敬老の日に思う

2011年09月20日 08時30分44秒 | Weblog
明治時代の日本人の平均寿命は40代前半、100歳以上は800人余りだったらしい。一世紀以上が過ぎて今秋の100歳以上は4万8000人に迫るとも、、。しかし身の回りにお年寄りといわれる人たちが、その割に少ないと思う。ハウス メーカーのCMでは、真新しい台所で炊事しながら子供を見守るのは、若い母親の姿であって、そこに老人の姿はない。お年寄りたちの多くは現代の 「姥捨て山」 である施設に入居しているからなのだ。閑散としている施設に子供たちが見舞いに来て賑わうのは、年金が支給される毎月の15日とか 「敬老」 の言葉だけが一人歩きして実際は年寄りを邪魔で疎んじる社会になっている。それは今、現役の老人なら誰でも感じることなのだ。 「早くお迎えに来て欲しい」 こんな悲しいことを言うお年寄りに出会ったことなら何度もある、現実は哀しく厳しいのだ。 「孝行をしたい時に親は無し」 とは昔の言葉であって、長生きが当たり前になった昨今、結構な親孝行してもマダ親は健在??でいて、こう言うのだ!! 「孝行をしたくないかと親が言う」 介護疲れで悲しい事件も多発している、人生80年時代に向けて、長生きして幸せと感じるような社会の構築が急務とおもう。

日日雑感 フイリピンの住宅事情と生活

2011年09月18日 09時15分29秒 | Weblog
基本的に風呂場にバスタブは無い、シャワーだけ、それも水だけで温水は出ない。トイレと一体になっているのに、何故か知らんが便器に水道が繋がっていない。使用後は傍らに於いてあるバケツに入った水をひしゃくで汲んで流すのである。綺麗にするにはひしゃくに五杯の水が必要になるのでバケツの水はスグ無くなる。水道から水は出るが当然飲めない。水はミネラルウォーターを買ってくる。電気は200ボルトの性か電気ポットの水が沸騰するまでの時間はやたら速かったのを記憶している。一番驚いたのは極端に賃料が安い(月3000円くらい 普通は一般的で8000円くらい)貸家には、玄関にドアが無く窓にガラスも入っていない、床もいわゆる土間というか外の地面がそのまま繋がっているだけで、テーブルや椅子がそこに置いてあるので、床なりに斜めになっている。盗まれるものが何もないのでこれで十分と言っていたこの家の住人である ホテル スタッフ の賃金は一日270ペソ(日本円で約540円)この国の一日はホントに一日であって日本のように八時間労働では無い。奥さんと三人の子供の五人暮らし、子供が小さいので奥さんは専業主婦をしていた。チョコレートを土産に持っていったので、あの暑い国、「冷蔵庫に入れないと溶けちゃうよ」 と言っても冷蔵庫は無かった。OH MY GOD!.(あぁ なんて事!)

日日雑感 フイリピンの携帯電話事情

2011年09月17日 08時27分47秒 | Weblog
フイリピンの携帯で日本と大きく変わる点は全機種がシム解禁である事です。あの貧しい国でも携帯はかなりの割合で普及しているが、お金が無い故の笑えないような笑い話を紹介します。その前に、あの国では日本では考えられないが、携帯電話が質屋で利用出来ることと住民の殆どが銀行に口座を持っていないので、全機種が前払いのプリペイド方式になっている。そこから話が始まるが、携帯で電話をしようとすると自分の携帯からシムカードだけを抜き取って質屋で換金する、そこで得たお金でプリペイドカードを買って、友達の携帯を借りて、自分のシムカードと入れ替えて送信するのです。これでは何のための携帯だか(笑)、、、。???

*注 シムカード  日本の携帯でも電池の入っているところにある。小指の爪くらいの大きさのカード、これに本人の携帯番号やメールアドレスが記憶されている。最近、日本の携帯でも一部シム解禁になっていて、該当する機種同士なら互換性があるので、シムカードさえ入れ替えれば他社の他人の携帯でも自分の番号及びアドレスで通信が出来る。しかし、ドコモ ソフトバンク au 各社縄張り争いが強く、大きく宣伝はしていない。
  
ついでに裏技も紹介すると、海外専門の通信会社を通じて日本の自分の携帯電話からフイリピンの相手の携帯にプリペイド料金を入れることも可能である。(日本円で60円~3,000円)ここまでは電話会社の正規のルートであるが、これから先が裏技で、受け取った相手は、電話もメールも出来るが、更にそれを小分けして売ることも可能なのだ。銀行を利用せずに送金する簡単な裏技である。受け取った相手は、売った金で食料を買い飢えをしのいでいる。

日日雑感 フイリピンの警官事情

2011年09月16日 09時12分49秒 | Weblog
「所変われば品変わる」 場所が変わると同じ物でも、呼び名が変わる。習慣とか風俗とかいうものは土地によってさまざまで、大きな隔たりがあることをいうが、日本では凡そ想像さえ出来ないであろう、体験に基ずくフイリピンの警察官を紹介しよう。
渋滞が激しい大きな通りの真ん中に警察官が立っている、日本人である私の感覚では 交通整理 と思っていた。何も違反せず普通に走っている私の乗っているタクシーを止めるのである、すると運転手が免許証にお金を挟んで警察官に渡す、警察官がお金をとって免許証を返してくれる。何のことは無い警察官が道路で自分の小遣い稼ぎをしているのである。その金額が幾らなのかは勿論知る由もないが、平和ボケした日本人がこんなところで、もし犯罪に巻き込まれたりしたら大変なことになると実感した出来事であった。

日日雑感 不適切発言辞任に思う

2011年09月12日 13時03分10秒 | Weblog
過去に失言暴言による辞任は数え切れないくらいあるが、一向にこれが無くならない。思うに、大臣になった途端に「SPの警護が付く・大臣専用車による送迎が始まる」等自身の身の回りの急激な環境変化によって気持ちは高ぶり、舞い上がってしまうことに原因がある。過去に急に偉くなったように勘違いして宮城県知事に暴言を吐いた、当時の災害復興相「松本龍」などはその最たるもの。地元の後援会長が、ああいう人物ではなかったのに何故あんな事をと、首を傾げていたのが印象に残っている。一介の庶民出身が、ある日突然大臣になって、乞食と大臣、三日やったら止められない気持ちが分からないわけではないが、元々が生まれも育ちもよい皇室の方たちが、避難所にいる被災者の方たちに屈んで姿勢を低くなされ国民目線で「労わりのお言葉」を掛けられる一挙手一投足を大いに見習って欲しいと思う。鉢呂氏は我らが郷土北海道出身である。この度のことではマスコミ各社の言う、氏の発言内容が微妙に違うことを批判し、氏を擁護する意見も多々見受けられるが、あの程度の人物の替えなら、政界にはいくらでもいると思う。戦時中の大本営発表みたいに、仕事とはいえ「嘘ばかり」発表していた枝野氏以外に適当な人物は居なかったのか!!。

日日雑感 又も失言による閣僚辞任

2011年09月11日 12時07分52秒 | Weblog
北海道第4区、原発のある地域を選挙地盤とし、原発を所轄する経産相が不適切発言で辞任してしまった。就任9日のスピード辞任に野党は総理の任命責任を追及すると息巻いている。又も見飽きた国会劇場が開演するのか。次から次と色々代わるが、同じところをグルグル回るだけでサッパリ前に進まない メリーゴーランド政治と先だってのマイブログに書いたばかりである。
誰が総理になっても劇的な変化は期待出来ないとも書いた。どじょう政治を謳う総理は、この度のことでの野党の追及にめげることなく、ニョロリ ぬるり スルリ とかわし、被災者救援第一の政策が滞りなく遂行されることを期待する。

日日雑感 北海道を災害支援拠点に

2011年09月08日 12時00分03秒 | Weblog
北海道を道外で発生した大規模災害の支援拠点にしようという、道の 「バックアップ拠点構想」 の骨子案として 「食料・水の安定供給」 「産業活動の分散化の受け皿」 「エネルギーの安定供給」 「生活・居住の場の提供」 「行政機能の継続支援」 「被災地への支援体制の構築」 の6分野を、道の役割と位置付けている。結構なことであるが、新総理は 「新たに原発を造ることは現実的に困難」と発言しているが、すでに着工済みの原発は 『新設』 に含まずと藤村官房長官が認識を示している。北海道には稼働中の原発があり、震災で建設が中断している、津軽海峡を挟んで目と鼻の先にある大間原発が、いずれ工事を再開し稼動するのであれば、自身がいつ爆発するか分からない爆弾を抱えていて、支援拠点でもあるまいと思うが。 

日々雑感 メリーゴーランド政治

2011年09月05日 22時02分36秒 | Weblog
海外における日本の政治への酷評である。次から次と色々代わるが同じところをグルグル回っているだけでサッパリ前に進まない、蓋し言い得て妙であると思う。毎年の九月に開催される国連総会に出席する首相がその都度違う国は日本以外には無いとおもう。民主政権になってからでも鳩山 菅 野田と三人目になる。その前は誰だったっけ??

日々雑感 復興増税に思う

2011年09月04日 08時52分33秒 | Weblog
政府の言う復興増税に対し賛成 どちらかといえば賛成の容認派が世論調査で58.7%もいるという。震災被災者を思う国民感情が醒めない内に増税の道筋をつけておこうという政府の魂胆が見え見えである。国民負胆を強いる前に先ずは政府が範を示さなければなるまい。その最たるものは政党交付金である。2011年度は320億円も有り8月20日に一回分として80億の大金が既に各政党に配分されている。あの小沢は自己の主宰する政党が分解した時にこの金を私物化し、俗にいう小沢チルドレンにばら撒いている。親小沢といわれる人たちは多分皆これを頂いている。柔道の やわらちゃん も金メダルよりも本物のお金の方がよかったのかも知れない。総理になって欲しい人のランク入りした枡添氏も同じような手法で政党交付金を私物化している。事業仕分けで一番最初にしなければならない「政党交付金」に手を付けずに増税を言う政府に憤りを覚えると共にこんなことを知らずに増税賛成を言う58.7%の容認派の人たちに言いたい。「お人好しも馬鹿の内」
 
尚この他にも政府が株式を100%保有する「日本郵政公社」の株を換金すると、時価にして数兆円とも数十兆円とも言われている。

*注 政党交付金=政党補助金ともいう。個人・企業・労組・団体等からの政党への政治献金を制限する代わりに1994年、政党助成法により成立。総額は至近の国勢調査で判明した人口を元に一人当たり250円とする額。2011年度は総額凡そ320億円。使途に限定は無く、選挙違反対策の弁護士費用・除雪・ストーブ・カーナビ・ゴルフ場付きホテルの飲食代等に使われている。ちなみに政党交付金を受け取っていない政党は「共産党」のみであることと私自身が共産党党員ではないことも併記しておく。

日々雑感 北海道電力も 「やらせメール」

2011年09月01日 10時15分55秒 | Weblog
多くの人は普通、非日常の出来事は良かれ悪しかれ覚えているものである。北電の渉外課長は 「やった事は認めるが、自身で送信したのか部下に指示したのか記憶があいまい」 だそうだ。上司に至っては全く記憶にないとか。マスコミによる社員からの聞き取り調査では 「いつもの事」 らしい。察するに北電内では原発再開やプルサーマル発電計画のシンポジウムでの やらせ は日常の業務であって特別なことでは無かったのだ。道の報告を精査しなかった経産省自身もやらせ問題の 「被告人」 であり、北電泊3号機営業運転再開を許可した北海道知事も経産省出身なのである。これについては静岡県知事の 「道知事は経産省出身で、北電の社長や役員から個人献金を受けてきた。独自判断できるのか」 といった発言に対して 「色々変わったことを言っている方のようなので」 と 道民として期待した何の反論もなく、かわしただけなのである。みんなどこかで繋がっている。こんな原子力村の住人や元住人に、いくら原発は安全安心と言われて信用も信頼もできないのである。国民は何を信じ何にすがればいいのか分からなくなってしまう。
シェークスピアが今生きていたら、あの有名な言葉 「ブルータスよ、お前もか!」 のところは、こう書き直すと思う 「ブルータスよ、俺もだ!」

*注 ブルータスよ、お前もか = シェークスピアの悲劇 「ジュリアス=シーザー」 で知られる。カエサルが暗殺されるとき、自分を殺そうとする一味の中に信頼していた甥のブルータスがいるのを見つけて発したといわれる言葉