日々雑感

男の独り言

日々雑感 総理のネバー (NEVER) 発言に思う

2012年01月24日 06時18分16秒 | Weblog
ネバー NEVERは日本語に訳すると「決して・・・をしない」である。これにGIVE UP(諦める) をつなげると「決して諦めない」となる。 イギリスのかつての首相 ウィストン チャーチルの有名語録に「決して諦めるな、決して 決して 決して。大事か些事に関わらず、それが名誉や良識に確信があるのでない限り、屈服してはいけない、力に屈服するな。敵が一見圧倒的であろうと屈服するな」冒頭部分を英訳するとNEVER GIVE UP NEVER NEVER NEVER となる。総理はこれを引用して消費税増税に向けての決意を示したいのであろう。私事で恐縮だが、私はこの言葉をあのなでしこジャパンが世界の頂点に立った時に使わせていただいた。体格でははるかに勝るアメリカ チーム相手に、残り数分で同点ゴールを決め、PK戦では相手のシュートを体が宙に浮いた状態でブロックし、まさに神がかりな「チーム プレー」で勝利したのだ。転じて、国内与野党のどこにチームプレーがある。ご自身が、最近は前だけでなく後ろからも弾が飛んでくると語っている。文字どうり四面楚歌となって追い詰められた総理が、自身の政治屋としての足跡を残すために「後家の踏ん張り」よろしく慌てふためいているのとは、次元が違うのだ。「増税の道具」なんかに使って欲しくは無かった。こんな総理に同じチャーチル氏の言葉を送る。「事前にあわてふためいて、あとは悠然と構えている方が、事前に悠然と構えていて、事が起こった時に慌てふためくよりも、利口な場合がある」

*注 ウィストン チャーチル(1874~1965)英国の政治家。絵画・文学にも優れた才能を持つ。1940~1945年、丁度日本が太平洋戦争当時(1941.12.8 真珠湾攻撃~1945.8.15敗戦)のイギリス戦時内閣の首相。
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