えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

7ヴァリアント(続編)

2020-10-04 | 車関連
そのヴァリアントを、更に走らせてみたのです。
私は当初、踏んでみて、どれくらいのものか想像するのが億劫な程、マイルド仕立てに感じていました。

それでも踏んでいくと、ちゃんと乗ってくる回転域がありました。
しかし、5、6型にあった様な唸るようなエンジンは、見つけにくいものです。
静かで、さりげなく加速をする。
そのトルクの入りは、シビックよりもマイルドなのは言うまでもないでしょう。
このアクセルを踏む量と乖離させる戦法は見事なもので、なかなか踏んでいこうなんて思いません。

それでも踏んでみると、常識的な加速をしていきます。
何より驚くのは、ヴァリアントという事が関係しているのかどうか分かりませんが、物凄くしっとりとした安定感をもたらします。
ハッチバックの様な動きとは違い、一クラス上のモデルの様なホールディングを見せる。
エンジンを別にして、目をつぶれば3シリーズに乗っている様な安心感にさえ感じてしまう。
その静けさも影響するのでしょうけれど、本当に6型と7型ではセグメントが違うと感じるほどにシャシ性能の向上が見られます。

そこで、スポーツモードを試してみることにすると、確かにそこでは150馬力程の過給機的な加速が手に入ります。
そうすると一息つくようなセッティングはなく、スピードは軽々と出る様になります。
本気で踏むと結構速い事に驚くのですが、それはノーマルモードでの踏み方の問題でしょう。
つまりこの車、ノーマルモードではかなりアクセルを踏んでいいのです。
このところ燃費を考えたり、機敏な車両に慣れておりましたから、あまり踏んでいなかったのでしょう。
私は、ノーマルモードで時間を少しかけてスピードを乗らせる方が、この車に合っている気がします。
何でしょう、あしながおじさん的な加速と言いましょうか、ロングストロークを目覚めさせるといった感じがいい。

スポーツではもちろん機敏にはなりますが、この車のシャシ性能を遺憾なく発揮させるにノーマルでの静けさとしっとりとした落ち着きが似合います。
それに比べノーマルモードは、時間を少しかけてあげれば太くなってくるトルクを十分に感じますし、その入り方は安っぽくない。
この車の走らせ方、こっちだと私は思います。
長々と乗りましたが、この車両はちょっと乗っただけだと重ったるいように感じるものです。
しかしそれなりに付き合うと、落ち着いたセッティングと知れることができました。
静かで乗り心地良く、静けさを持ち合わせる上品な加速、これはディーゼルにはない贅沢なのでしょう。
これとディーゼルどちらを勧める?と聞かれたならば、その人の性格によって振り分けると思います。
簡単に言えば、せっかちな人にはディーゼルでしょう。
味を楽しめるならば、ハイラインは良き相棒となるのでしょう。

タイトル画は、発表のありました新型M3
来年3月からの市場投入とありますが、それよりも大型かつ縦型のキドニーグリルが何よりのニュースでしょう。
このグリルに見慣れたG20オーナーが、このグリルを装着なんて時代が来るのでしょうか。

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