こんにちは! 新日本婦人の会 王寺支部です

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「子どもたちは、今」(シリーズ・4)・・王寺町内のお地蔵さんと一緒に、考えましょう

2009年12月17日 02時11分15秒 | 小組活動
王寺町舟戸1丁目のお地蔵さん             王寺町舟戸1丁目のお地蔵さん
 



今年8/25に、新婦人王寺支部主催の「理科教室」に講師として来て下さった園部先生。
その園部先生は、「奈良の子ども白書」づくり実行委員長でもありました。

園部先生達は、上記・図表で表されている高校生の中途退学者問題や小・中学校でのいじめの問題を、
どのように受け止め、解決・改善の道のりと方策をどう見ているのか。

「子ども白書」では、3500人の子どもたちの調査結果から見えてくるものとして、
  ①夢を持ちながら子どもたちは懸命に生きているが、それとあわせて不安や絶望感に陥っている
   特に注目されているのが、私たちの生活スタイルの変化から来るストレス反応の高さと、
   子どもたちが現実の厳しさに疲れていること。
  ②こうした子育て・教育環境の問題をどうとらえるか
   1)奈良県が全国一高い県外就職率であること
   2)子育てのしにくい教育環境であること
   3)競争的環境の下での教育であること
などとして、解決の方向を模索されています。その詳細については、こちらをご覧下さい。

 
今年8/25に新婦人王寺支部主催の「理科教室」で、講師として来て下さった園部先生
 
王寺町元町1丁目のお地蔵さん             王寺町元町1丁目のお地蔵さん

「奈良の子ども白書」とは別に、奈良県教育委員会などは、児童生徒を取り巻く状況をどう見ているのか。
  ①児童虐待相談対応件数は、この数年間増加し続けている。
   奈良県の増加率は特に高く、5年間で2倍以上になっている。などの分析コメントを発表していますが、
  ②それら各種分析データに対する多くの分析コメントの中で、見過ごす事ができないのが、
    「いじめはどんな理由があってもいけないことだと思う」者の割合が、全国最下位レベル
    「学校の決まりを守っている」者の割合が、全国最下位レベル
    「新聞やテレビのニュースに関心がある者及び世の中の色々な出来事に関心がある者の割合は、
     小学生は全国下位レベル、中学生は全国最下位レベル
と言うような評価・分析コメントをしています。みなさんはこのことについて、どのようにお考えになりますか。



もっと詳しくお知りになりたい方は、以下のサイトをクリックして見て下さい。

奈良県知事定例記者会見(2009/10/22)での、全国学力テストについて記者との質疑応答
奈良県教育委員会の県内教育の現状認識
奈良県教育委員会が出している「教育データ集」
国立教育政策研究所「平成21年度全国学力・学習状況調査 調査結果資料(都道府県別)」
 
王寺町葛下2丁目のお地蔵さん             王寺町本町2丁目のお地蔵さん

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