こんにちは! 新日本婦人の会 王寺支部です

お知らせや日々の活動などを、皆様にお届けします。

「子どもたちは、今」(シリーズ・2)・・王寺町内のお地蔵さんと一緒に、考えましょう

2009年12月14日 00時06分42秒 | 小組活動
JR王寺駅北側ロータリーのお地蔵さん          王寺町久度3丁目のお地蔵さん
 

昨日もこのブログでお伝えしましたように、
〝今奈良県内の子どもたちは、どのような状態に置かれているのか〟を、よく見・考えることが大切な時。

私たちの子どもや身近にいる子どもたちを、毎日見ていると、とっても不安になる時ってありますよね?
ついつい他の子どもたちと、わが子を比べたりしてしまいませんか?

そういう点からも、奈良県全体としての、〝子どもたちの、今〟を考えてみる資料が必要では?

今年(2009/8/25)、新婦人王寺支部で初めて取り組んだ「理科教室」。
その講師としてきてくださった園部先生が、「奈良の子ども白書」作りの実行委員長として、
白書をわかりやすく解説した本を発行され、その内容について要約されていますので、ここで紹介します。
この本の注文方法などは、こちらをクリックして見て下さい。




 
今年(2009/8/25)初めて新婦人王寺支部として、「理科教室」を行い、講師として園部先生を招きました
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『知っておきたい!今の子どものコト』出版にあたって

子どもを育てるのは本当に大変です。
「あなたの子育て・教育はうまくいっていますか?」と問われて、
自信満々に「はい!」と答えられる人はいないのではないでしょうか。

「保護者や教育者がもっとしっかりするべき!」なんて、簡単に言われてしまうけれど、
現代の子育てには、昔は考えられなかったような様々な困難があります。
ほとんどの保護者、教育者は、自信どころか「失敗したらどうなるだろうか」と大きな不安を抱えながら、
現代の子どもたちを前に試行錯誤しているのが現実ではないでしょうか。

どうしたらうまく子育て・教育していくことができるのか?
この本は、そんな子育て・教育にがんばっているフツーの保護者、教育者のために編集された本です。

第一部「今、子どもたちは」は、
奈良県の小中学生約3500名に行った「子ども調査」の結果とその分析です。
ストレスを抱えて自分自身に自信をもてないでいる今の子どもたちですが、
それぞれに夢をもちながら懸命に今を生きています。
子育て不安解消のためにまず必要なのは、
そんな現代の子どもたちが発信しているシグナルをリアルにつかむことかもしれません。
彼らが何を考え、何に悩み、何を望んでいるのかを知れば、きっと心の扉を開くことができるでしょう。
データを通して、あなたの子どもの心を見つけてください。

第二部は、「奈良の子育て・教育のとりくみ」の紹介です。
子どもたちの“荒れ”を踊りという表現活動を通して克服し、
成長を保障する学校づくりを行ってきた小学校のお話。
また、地域の子どもたちのつながりと居場所を、地域の力で創りあげてきた公民館の活動。
そして不登校の我が子に寄り添い、成長を見守りつづけてきた保護者の体験など、
子どもたちをとりまく人々が、広く手をつないで子育て・教育にとりくんでいる事例を三つとりあげました。
一人ぼっちで子育てしているとか、子どもたちのために私がもっともっとがんばらなければ、
と感じてつらい方には、少し肩の荷が軽くなるお話になるでしょう。
そして、あなたのまわりにも、こんなすてきな子育て仲間が見つかるかもしれません。

第三部「知っておきたい!子どものストレスと高校入試」は、
今の子どもたちの心や生活に一番大きな影響を与えている高校入試の問題について考えます。
のびのびと、わが子らしく育てたいと願いながらも、
どうしても「勉強しなさい」「もっとがんばりなさい」が口ぐせになってしまう毎日です。
子どもたちのストレスに気づいてあげるためにも、今の高校入試制度について知り、
あなたの子育てや教育にお役立てください。

本書が、少しでも子どもと向き合うみなさまの安心につながることができれば幸いです。

                   ***** 奈良の子ども白書づくり実行委員会 委員長 園部 勝章
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王寺町久度3丁目のお地蔵さん             王寺町久度3丁目のお地蔵さん

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