MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

メタボが話題になる。腹回り85cm以上でもメタボではない。

2008-11-12 15:29:52 | Weblog
メタボリックシンドロームが話題になっている。昔は中年太りはあたりまえで、貫禄がついたと喜ばれたものだが、最近は男性はウエスト85cm以上、女性は90cm以上で脂質、血圧、血糖の値が二つ以上、基準値を超えているとメタボといわれる。自分はメタボではないようだ。メタボになると心筋梗塞や脳卒中の危険が増すという。役所が検査を義務化して大変な時間とお金と手間がかかる。

生きがい探求が人生か、生きることはつらく重い。解放されて良かったと思う。

2008-11-12 15:17:33 | Weblog
ラジオで生きがいについて話していた。生きがい探求が人生だという。西田幾多郎の哲学書「善の研究」では、内面的要求の声に従うこと、それに応えて充足させることで生きがいが成就するという。衣、食,住などの欲望充足とは違って、深い内面的要求のことだという。天命、天職、汝自身になれという。
凡人は無意味な人生が多い。この世は悲哀に満ちているという。ニーチェは「これが人生か、ならば、もう一度」という。人生とりかえし、やり直しだという。自分は同じ人生をもう一度やりたいとは思わない。
仕事からの解放感で、生きていて良かったと感じる。旅や森林浴でくつろぐといい。精進、努力し解放される。よい人生を送っていきたいものだという。

現代と哲学。神学から哲学へ、さらに実証科学に。人間が構成する時間意識。

2008-11-12 14:59:43 | Weblog
放送大学で「現代を生きる哲学」を聴いた。キリスト教の神学の時代から、カントでは現象界の哲学になり、コントは実証主義科学をといた。
アメリカではまだキリスト教原理主義も強く、科学的なダーウィンの進化論を禁止している州もある。マルクスは経済的条件により階級社会ができ、意識、哲学の上部構造は経済的条件で規定されると述べた。フロイトは心のあり方を研究し、無意識や性衝動に心が規定されると述べた。
哲学はその時代の最高の知恵であった。デカルト、カント、ヘーゲルではすべての学問を統合するシステムだった。その後、コントにより専門的実証科学に移行した。
合理的、民主主義的ではない不条理な人間を考察して、キュルケゴールは実存哲学を述べた。ニーチェは生の哲学を説き、生命レーベンの高揚が第一として、生を抑圧するものを批判した。マッハは新実証主義をとき、感覚、色彩、触覚から考えよという。ニュートンは空間、時間を不動の絶対的な物と考えたが、マッハは人間は心臓の鼓動や、体内時計、足の長さで空間、時間を把握するといった。時間空間は相対化し、人間によって構成されたものだという。ウイーンで論理実証主義の言語分析派が台頭してきた。フッサールは現象学をとき、学問の根底にある人の心を物体として扱わず、惰性的、自然的な態度をすてて、「  」に入れるエポケーが必要だといった。意識に立ち返り、現象学的還元を行う。意識は何物かについての意識であり、意識の志向性、記憶、期待による内的時間意識を考えた。さらにメルロポンティが発展させた。
哲学の使命は残っている。次は実践論や倫理学の問題になるという。