建築とコミュニケーション。通路や部屋、パネル仕切りでコミュニケーションが変わる。

放送大学ラジオで建築とコミュニケーションの関係を話していた。建物の通路や部屋、仕切りパネルの状態で、人と人との出会いが変わり、コミュニケーションが左右される。オフィスの空間も、偉い人は個室がもらえるが、普通は大部屋かパネル仕切りする。
情報漏洩を防ぐには話が周りに聞こえない個室がいい、欧米は個人主義で個室方式が多かった。
日本でも最近は低いパネルで視線をさえぎり、立つと顔が見えて話し合えるオフィスが多い。カフェのようなデザインで、その日の気分で席を変えるオフィスもあるという。

日本とアメリカ。ジャパンパッシングからジャパンナッシング。問題なしで、関心は中国へ。

テレビで日本とアメリカの関係について放送していた。アメリカはイラク戦争の戦費が４０兆円、サブプライム（低所得者住宅ローンの返済不能）問題での金融危機で７０兆円お金がなくなり、世界の政治をリードする力や経済力が低下していく。ブッシュ政権は一国行動主義でイラク戦争に突入し泥沼状態になった
今後は世界各国や日本の協力を期待している。自衛隊の海外派遣を期待しているが、憲法の制約がありあまりできない。日本は環境や省エネルギー技術がすぐれているので、この面で協力しようと思っている。
アメリカは中国に関心が移り、知日派は出番がなくなっている。日本研究や日本語の授業も人気がなくなっている。ジャパンパッシングで日本を通り過ぎて中国に関心が移って中国語ブームだという。日本は問題なしで、ジャパンナッシングの状況だという。
今後は日本にアフガニスタン戦の戦費負担などを求めてくるだろう。日本の主体的な決断が問われる日米新時代になるという。