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戦艦大和が初めて敵空母に主砲を撃ったサマール島沖海戦のDVDを観た。CGでも迫力があった。

2011-07-31 13:55:53 | Weblog
太平洋戦争で世界最大の戦艦大和は活躍の場がなかったが、はじめて世界最大の18インチの主砲を米空母に向けて撃ったサマール島沖海戦のDVDを見た。太平洋戦争末期の1944年にアメリカ軍がフィリピンのレイテ島に上陸してきた。日本海軍は総力で反撃に出動した。反撃の主力部隊は戦艦大和を含む栗田艦隊でボルネオ島のブルネイからレイテ島へ向かった。空母瑞鶴を含む空母部隊が日本からフィリピンに向かい、米主力空母群を北方におびき寄せたが空母瑞鶴は撃沈された。栗田艦隊は米軍の激しい空襲を受けて戦艦武蔵などを撃沈された。栗田部隊は10月25日にレイテ島の入り口で米海軍の小型護衛空母部隊と遭遇しサマール島沖海戦が起きた。栗田部隊の戦艦や巡洋艦の砲弾が小型空母に降り注ぎ護衛空母ガンビアベイや護衛駆逐艦が撃沈された。米空母の航空機が反撃して日本の巡洋艦が撃沈された。栗田部隊は突然追撃をやめて、レイテ島への突入もやめて反転して帰路に着いた。なぞの反転といわれて戦史に残るなぞとなった。栗田司令官は戦後の談話で、数日間も激しい戦闘が続き疲れていたからだといった。ガダルカナル島上陸のときも日本の艦隊は護衛の米軍艦を撃沈したが目標の輸送船を撃沈せずに帰ってしまった。日本の武士の伝統で軍艦と戦うことを好み輸送船に目もくれなかった。武士道教育で潔く死ぬことばかり教えたので、大事な人材のパイロットを救助していた米国と違い合理的な戦闘ができなかったようだ。DVDでは戦艦大和の砲撃シーンなど激しい戦いがCGで再現されていて興味深かった。


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