MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

テレビは戦争をどう伝えたか。戦場で中立でいるのは難しい。戦争のドキュメント番組などができた。

2010-12-11 00:12:32 | Weblog
放送大学で「テレビは戦争をどう伝えたか」を聴いた。戦場で公正中立でいることは難しい。真実を伝えようとしても戦場の一方からの記憶になる。1982年の日本の教科書では満州事変での中国侵略を進出と書いて、中国や韓国などのアジアから批判を浴びた。父の世代が行った戦争の責任を子供に負わせるべきか、天皇に戦争責任はあるか議論された。米国では責任あり、英国でも責任あり、中国は内戦で責任論を議論せず、ソ連は日本に革命が起き天皇制がなくなると期待した。天皇自身は戦争に反対だったようだという。
テレビは戦争をどう伝えたか。1953年にテレビ放送が開始された。1957年にドキュメント番組が開始された。太平洋戦争を起こした日本軍国主義を裁いた東京裁判や、ベトナム戦争のルポ、日韓問題、沖縄問題、戦時の苦労話の番組が多かった。占領軍兵士との間に生まれた混血児の番組や、激戦地レイテ島の状況や、引き揚げ船解体の番組もあったという。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿