放送大学で住まいと人間の話を聴いた。デンマークの例で、障害者も老人も自立して生活でき、共生していける住まいや町を作っているという話だった。デンマークでは農村から近代化が始まった。酪農でバターやミルク、肉などの食料を自給自足し、風力発電でエネルギーを自給している。ノーマライゼーションで障害者も老人も普通の生活ができる住宅や町の仕組みを作っている。障害者もベッドから出て、部屋を移動し、車椅子で町に買い物に出て、人々と話すことができる。高層の建物を建てず、障害者を施設に集めず、普通の住宅で暮らすようにしている。車椅子や杖の補助具を使い介護の人が支える、お金の管理は自分でやる。芝生の庭がある古い家を共用して4~5人で暮らす。住宅の規模は小さくして個室があり、居間と台所は共用になる。同居人とけんかをしたり、夜のバスに乗り遅れた人のために町に泊まれる部屋がある。面会する場もある。デンマークの人は自立して自分の好きなように生きようとする。会社や国のためだけに生きない。生活と仕事のバランスをとっている。都市と農村、人工と自然、国際性と伝統、高層と低層の住宅のバランスを取っている。デンマークの人の幸福度は世界一だという。
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