MA社会研究所情報

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社会福祉先進国スウェーデンでは。高福祉高負担で安心して経済成長。今後の福祉は。

2012-04-22 00:21:00 | Weblog
放送大学でスウェーデンの社会福祉の話を聴いた。スウェーデンの社会保障はつばさの保障といわれる。国が福祉を保証するので、家族の助け合いが弱まるという批判もある。女性の就労が増加して、育児休暇を夫も妻もとれる。育児休暇中は給料の80%が保証される。親が亡くなる時も60日間みとり休暇がある。45日間は給料の80%が支給される。高福祉高負担で経済成長を弱めたといわれるが、2~4%の経済成長をしている。社会保障があるので働く能力を高め、女性も社会参加し収入が増え、安心して消費でき景気が良くなり、子供も産める。税金も集まり財政状態も良くなる。
問題点は成長産業に雇用の移動がうまくいかないことで、IT産業に人を入れても職業訓練が不十分で労働力にならないことがある。潜在失業者が多い。子供と80歳以上の老人に福祉が向けられている。
自由党は生活保護給付を受けるために労働を義務とするワークシェアの提案をしている。労働できないので生活保護を受けるので考え方が違う。環境党はベーシックインカムという提案をしている。就労、不就労に関係なく生活保障費を支給するという。両極端の提案があるようだ。

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