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フランス大統領選で社会党優勢。日本と逆で、公務員を増やして雇用を増やしてきた。

2012-04-21 00:33:21 | Weblog
フランスの大統領選挙がおこなわれる、新自由主義右派のサルコジ現大統領より左派の社会党の候補が優勢だという。フランスはフランス革命を起こして王制を廃止し、労働組合が強く、よくストをする国だから社会党も強い。極右派は移民を減らしてフランス人を雇って失業者を減らせという。就職できなかったり失業している若者が支持している。左派は公務員を増やして雇用を増やし失業をなくせという。フランスは公務員が多い国になっている。極左派は格差をなくすために所定の所得以上は100%課税しろと言って人気を得ている。
日本は公務員を減らして民営化しろという新自由主義の論調が強い格差社会だが、現実には公務員になりたい人が多い。公務員の人件費は少なく5%ぐらいしかない。公務員の人件費のほとんどが自衛隊の給料で、災害救助に必要で減らせない。歴代政権は赤字国債を増やしている。フランスと日本は逆の状況にあるという。
失業者が極右になり、ナチスドイツの国粋主義、民族主義を支持して、ヒットラー政権を誕生させ第二次世界大戦を起こした歴史を繰り返しそうだ。失業者は労働者を支援する左派になるのが普通だろうが、逆の心理になるようだ。

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