MA社会研究所情報

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新自由主義は私有財産を重視し、政府の規制を緩和し、市場競争する。貧富の格差ができて見直しか。

2012-04-29 16:44:54 | Weblog
放送大学で新自由主義の話を聴いた。新自由主義では私有財産権を重視し、公共事業を民営化し、規制緩和、貿易自由化、資本、労働の自由化、商業的な市場を強化し、政府に頼らない小さな政府の社会を目指すという。民主党のカータ―大統領の時代に米国の航空事業が規制緩和され、市場競争に敗れて米国を代表する航空会社のPANAMが倒産し消滅した。日本では自民党中曽根政権時代の1986年に国鉄民営化が行われ各地域別のJRになった。電電公社も民営化されて今では1400社ぐらいの電話事業会社がある。
新自由主義はリバタリアンといわれ個人中心で市場競争の英米型、社会民主主義ソーシャルデモクラシ―は政府中心で北欧型、保守主義のコンサバティブは伝統的で家族中心の南欧型、共同体主義はコミニュ二ティー中心のドイツだという。
世界経済の自由化アメリカ化のグロ-バリズムで新自由主義思想による個人競争、市場競争が進み、貧富の格差のある世界、社会になり、見直しの機運が高まっているようだ。

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