MA社会研究所情報

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日米安保50年。安全保障から同盟に。米国のアジアでの前線基地。安全保障の基盤。

2010-12-12 14:36:50 | Weblog
テレビで日米安保50年の番組を見た。日本の安全保障条約から日米同盟に変化しているという。同盟とは血を流してもたすけあうことだと米国のアーミテージ氏は言う。自民党の鈴木首相が初めて「同盟」という言葉を使った。鈴木氏は元社会党でハト派だが同盟といった。日本は台湾方面と南方への二つの海上航路を守るために対潜哨戒機P3Cを使おうとしたが、米国は日本の役割としてさらに米本土を狙ってオホーツク海に出動するソ連のミサイル原子力潜水艦を監視する任務を要求した。ソ連崩壊後も東アジアには共産主義の北朝鮮や中国があり、冷戦構造は残っていた。日本は米国のアジアでの前線基地だった。周辺有事にも対応することになり、沖縄に訓練施設ができて、沖縄からイラクやアフガニスタンに兵士が出撃するようになった。日本が米国の戦略に取り込まれている。東アジアでは北朝鮮が好戦的で韓国の島に砲撃を加えたり韓国の哨戒艦を撃沈したりしている。中国も軍事力を拡大して太平洋に乗り出して日本の尖閣諸島の領有権を主張している。米国は経済的に国力が低下し軍事力を削減しようとしている。日米安保がアジアの安全保障の基盤となる公共財として重要になっているという。


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