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米国のゲーツ国防長官が米海軍の空母や、原子力潜水艦や、海兵隊の大型揚陸艦は必要ないと演説した。

2010-06-26 01:31:45 | Weblog
専門誌によると米国のゲーツ国防長官が空母は11隻も要らない、戦略ミサイル原潜も、大型揚陸艦も必要ないと演説した。米海軍や海兵隊の存在意義をなくすような発言で、関係者に衝撃を与えた。演説では米海軍は強大で、世界のどの国をも凌駕している。米海軍をこれ以上大きくする必要はない。米国は強大な海軍を支える経済力もない。海兵隊が要望しているような38隻もの大型揚陸艦はいらない。海軍は11隻の空母体制を維持する意向だが、必要ない。ミサイル潜水艦も予算の大半を食ってしまう。議員は国家の資金を自分の選挙区の軍事産業に回そうとするから大規模建艦計画を支持すると述べた。
海軍側は、海軍は世界のあらゆる場所での抑止力になるためにあるという。朝鮮戦争では空母が活躍した。米国連邦法で海軍は最低11隻の空母を保持しなければならないと規定している。これを変えれるのは議会だけである。空母エンタープライズが2012年に退役するので10隻に減ることが議会でようやく許可された。ゲーツ長官は空母の削減をすると言ったのではないと弁解しているという。


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