MA社会研究所情報

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都市人口増。50年代は一家5人だったが、今は一家2人、今後はお一人様が増えるだろう。

2008-03-24 00:17:34 | Weblog
ラジオで都市化の講義を聴いた。60年代の高度経済成長で農村から都市に労働力が移動し、都市人口が増加した。70年代は日本の4分の3の人々が都市住民になった。都市ではおじいさんおばあさんがいない親と子供だけの核家族が増えた。
世帯人口は50年代は一家5人だったが、60年代は3.75人、75年は3.35人、85年は3.2人、95年は2.9人、2003年は2.16人にへっている。
人々は農村から都市に移動し、家父長制や地縁、血縁から離れて、自由になったが孤立している。サラリーマンとして工場やオフィスで夫が働き、妻は家事と育児という役割分担ができた。夫や妻が病気になるとこの仕組みはうまくいかなくなる。妻は他の人と話すことが少なくなり、育児ノイローゼになる。
最近は生き方が多様化、個人化して、女性も賃金が向上して自立可能になり、結婚して夫に食べさせてもらわなくても生きられるようになった。結婚が不要になり、離婚が増えているという。今後は高齢化社会になる。お一人様が増えて旅館やホテルの対応もできてきた。


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