MA社会研究所情報

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世界の見え方は国により違う。中東はイラン。ドイツはヨーロッパの中心、中華帝国の野望。

2016-02-11 14:14:35 | Weblog
 世界の見え方は国により違っているという。地理的な立地条件や周辺国の状況、宗教などで見方が違う。ナポレオンはその国の地理を見ればその国の外交政策がわかるといった。ロシアのプーチン大統領はナポレオンの影響を受けている。日本は海に囲まれていて閉鎖的で視野が狭い島国根性がある。世界を日本の価値観で見ると間違った政策になる。他の国には世界はどのような見えているのか。米国は世界の警察官ではないと2013年にオバマ大統領が宣言した。米国は周辺に脅威となる大国がなくヨーロッパや中東の争いを遠くから監視し、攻撃する外交をしてきたが、2003年からのイラク戦争の長期化や2008年のいリーマンショックで経済的に弱体化し、世界の警察官役を降りようとしている。シェールオイルが出てきた米国は中東の石油に依存しないで済む。中東はイランに任せようとしている。アジアでは中国と対峙している。ロシアとも対立している。英国は海に囲まれた島国で侵略されにくい。国内でEU離脱問題をかかえている。スコットランドが独立して連合王国が分解しそうだ。フランスはドイツと国境を接していて、戦争を繰り返してきた。ドイツは歴史的には各地域別の王国だったが統一して欧州の中心になった。港が凍るロシアは南下して凍らない港を求めてきた。ソ連時代の衛星国が西欧に入り、ロシアと西欧が直接対立する距離になってきた。共産主義国時代に弟だと思っていた中国も台頭してきた。トルコはアジアと西欧の間に立地している。国内のクルド人独立問題がある。イスラエルは周囲をイスラム勢力に囲まれ対立状態にある。イランは米国と関係改善を図っている。サウジアラビアは砂漠の民だったが、石油が出て豊かになった。古い女性差別がある社会の近代化が欧米から求められている。中国は周辺国を従えた昔の中華帝国を復活する野望を持っている。韓国は半島国家で大陸の中国に接近しようとしている。北朝鮮は米国を相手にしたい。インドは中国と対立し、インド洋の覇権を争っている。インドネシアはイスラム教国で、イスラム国の影響が心配される。世界各国は地理的状況に影響されているようだ。