北朝鮮は2月7日午前9時半ごろに人工衛星打ち上げのためにといって長距離ミサイルを南に向けて発射した。発射地点は北朝鮮の北西部で沖縄上空を飛行して宇宙空間に達し、人工衛星と思われる物体を2個軌道に乗せた。北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは2012年12月以来で、発射台の鉄塔は大型になり高さ30mから57mになった。射程も13000km以上になり米国東部のワシントンやニューヨークを攻撃できる。ミサイルの部品にはロシア製品が使われているという。北朝鮮はソ連をモデルにしている国なので、米国中心の資本主義国とソ連中心の共産主義国が核ミサイルを向け合って対立した東西冷戦時代に戻ったようだ。