MA社会研究所情報

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世間の信頼、信用を失うと企業も個人も危うくなる。世間は神経質で潔癖症。常識が大切。

2008-03-02 20:36:38 | Weblog
最近は不祥事で企業が存亡の危機に立たされることが多い。賞味期限の表示をごまかした老舗の料亭吉兆や赤福もちのような例がある。不祥事があるとテレビで全国に放送され、日本中で批判をあび、商売できなくなる。商品が売れず、店も開けず、廃業に追い込まれる。
賞味期限を数日ごまかしただけで、危機に陥る。情報の広がる情報社会の恐ろしさだ。信用、信頼がひと言、一文字でくずれる。1%の間違いで100%の信頼を失う。99点とっても1点違うと0点扱いされる。全部疑われ、裏表全部調べられ、悪口を言われ、土下座させられ、ひどいめにあう。
1%ぐらいは間違うだろうと思うが、マスコミや世間はピラニアのように傷口に群がりつつきまくる。いじめのようになる。恐ろしいことだ。プライバシーの侵害や名誉毀損になる。
世間は神経質で潔癖症のようだ。細かいことを批判して、会社や人物、品物がなくなってしまっては本末転倒、角をためて牛を殺すことになる。
海上自衛隊のイージス艦が漁船にぶつかり沈めてしまい、漁民二人が行方不明になった。防衛庁長官が辞任を迫られ、総理大臣が漁民の家に謝りに行った。小さな事故でも政治問題になる。
個人でも信用、信頼を失うと仕事や人間関係がうまくいかなくなる。会社や地域でも変なうわさをたてられて困る。一方の側の人に信頼されると、反対側に信用されなくなる。無事これ名馬で、なにごともないのが良いのだろう。