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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

箱根町 楽遊壽林自然館(らくゆうじゅりんしぜんかん)

2007年05月24日 | 温泉
旅で出会った人と意気投合して仲良くなることがあります。同じ温泉でたまたま一緒だった人が帰り道に僕に声をかけてくれて、箱根登山鉄道に乗りながら全国の温泉をお互い紹介し合いました。住んでいる場所などを確認して親しくなると、相手が元ミュージシャンだったこともあって音楽談義までしてしまいました。ここは箱根では高級日帰り温泉で有名な「楽遊壽林自然館」です。箱根湯本から強羅までスイッチバックを繰り返して登る登山電車で宮ノ下駅まで行き、歩いて辿り着きました。入場料2500円(浴衣、バスタオル貸し出し)はちょっとお高い気がしますが日帰り温泉としては最高の場所です。富士屋ホテルの近くにあり宿泊客の離れ湯となっているみたいです。大正の始めに大富豪、郷誠之助男爵によって建立された建築物を利用した秘湯です。自然保護と静養を両立させるために一日100名を限定として多い時には入場制限までします。平日の落陽間際に出かけたので客はわずかでした。はっきり言って貸しきり状態。内湯もありますがここの真骨頂は3段の露天風呂でしょう。新緑が綺麗だろうと思って時期を見計らって訪れましたが正解でした。長い階段を下りて行かねばならい斜面に設置された露天風呂の周りをカエデや竹なのど木々が生い茂りまさしく静謐です。檜の香りが心地よく低めの湯温なため本当にくつろげます。心静かなり。湯は無色透明で特徴があまりありませんが自噴泉の源泉だそうです。檜の香りが楽しめるのでこれはこれでいいのかも。日帰り温泉の頂点に立つ温泉の一つと評価しました。財界人から著名人まで数多くの人がやってくるだけの価値はあります。ひっそり感ではここが一番雰囲気いいと思います。一人で来るかカップルで訪れることをお勧めします。貸切の家族風呂と休憩室も別料金であります。夕暮れ時の静かな温泉は疲れがとれます。休憩室も広くて畳の上でゴロンと横になれるのでとても気持ちよかったです。宿泊施設は無いのに宿帳に名前を記入しました。女性の名前を発見して、お忍びで来たのかななんて空想してしまいます。男の方はここに来ていることは内緒だからと記入できず、女の方は苗字を男に合わせて許されない夫婦気分を楽しんでいたりして・・・・。と妄想は膨らみ続けたところで、この温泉の魅力を感じていただけたでしょうか。


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2 コメント

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新緑がまばゆいです (猫ママ)
2007-05-26 01:37:46
四季折々の露天風呂は、楽しませてくれますね。きっと、箱根という土地柄もゆったりとした時間を過ごせるのでしょうね。箱根のお湯も奥深いのでしょうね。

アハハ、よからぬ仲、お忍びではないですが温泉にいつも連れてくださる方は、よそ様の旦那さま。年令は少しはなれていますが、夫婦と間違われたり、時にはよからぬ仲と間違われたりしますね。困るのは、どうぞご一緒に入ってくださいと言われる時です。まさか!!ですよ。ともかく、温泉を楽しみたい私としてはいろいろな自然の力を、肌で感じたいと思います。

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温泉物語 (signofthetimes)
2007-05-26 22:43:04
温泉の従業員は、やってくるお客の素性は大体わかってしまうのだろうなあ。なんて思っています。ところで今は新緑の時期なので緑の景色が楽しめる温泉はいいでですね。もう一つ、石やタイルより檜の風呂桶が好きなので本当に理想に近い温泉でした。偶然出会った元ミュージシャンの方から山梨の「ほったらかし温泉」はいいと教えてもらいました。なんでも見晴らしが良いそうです。ちょっと気になります。
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