スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

バースデーのボルドーワイン

2007年11月09日 | 料理/グルメ
今日は僕の誕生日。珍しく出張がなくて家に帰ることができました。自分の誕生日に何か記念になることをしてみようと思案した挙句、ワインを飲むことにしました。でも僕はワインにそれほど強いこだわりが無くて、いつも安物のイタリア産ワインで済ませています。もちろん高級ワインを何度か飲んだことはあります。しかし、ハウスワインは料理が主体で赤と白を常備しているものの、銘柄なんて興味がありませんでした。今回は記念のワインということで少しこだわってみました。値段は安いけど上等なワインがコンセプトです。そこで以前シャトー・ワインを味わった経験と重ね合わせてみて、ボルドーワインに注目することに決めました。参考にしたのはボルドーワイン委員会が選考した2007年度バリューワインです。リストを調べ上げて、「ムートン・カデ・ルージュ」をターゲットにワインショップを歩き回りました。探訪した結果、思った年代のバリューワインを入手することが困難なことがわかりました。結局、最後に入ったワイン専門店「ワインストリート」の店長桑原氏に相談を持ちかけて、いろいろアドバイスをもらい「シャトー・カンボン・ラ・プルーズ」の2004年ものにしました。特別価格で2180円でした。この店は業販が基本ですが、地下倉庫を改装し一般にもワインを販売している専門店です。誕生日の記念に飲むことを伝えると、ワイングラスとソムリエナイフを付けてくれました。桑原さんありがとう。ワインの付け合わせは、ガイドに書いてあった豚肉ソーセージの他にコンテチーズも加えてみました。「シャトー・カンボン・ラ・プルーズ」は安いけど香りが豊かで、余韻も少し楽しめるのでちょっと驚きでした。口当たりは軽く、飲み易い感じです。でも一番の特長は酸味でしょう。癖がなく育ちの良い優等生の酸味です。塩の効いたコンテチーズよりも、豚肉のシーセージの方が相性は良いと思いました。試しに冷凍庫で冷やしたアルファベットチョコレートを合わせてみたら、断然こちらの方がいいです。発見。すっきりした酸味とチョコレートの甘味が混ざると口の中で味が広がりました。妻が焼いてくれたリンゴのケーキも試してみても、甘味との相性が良いみたいです。ん?妻が誕生日にケーキを焼いてくれるなんて明日は雨か。いや雪だ雪。

コメント (2)
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