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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

名古屋 STEAMFOOD&CAFEぶりこ

2011年02月16日 | 料理/グルメ
名古屋大須の人気カフェ「珈琲ぶりこ」の2号店「STEAMFOOD&CAFEぶりこ」にはよく訪れます。このお店の社長である古川さんも知っているし、このお店では僕も幹事役を務める古川さんと同じ会の運営会議が開かれるからです。もともと建築設計会社が事務所代わりに借りた民家を改装して始めたカフェが大須商店街で軌道に乗り、レトロ路線の1号店とは対照的なモダンな2号店をオープンさせてこちらのお店も繁盛させた様子です。相変わらず若い人には人気のカフェみたいで僕なんか場違いです。こちらの「ぶりこ」はスチーム料理に特化したユニークなメニューが売り物で、自分達で設計した内装(設計事務所だからね。)やインテリアもお洒落で独創的な雰囲気があります。エレベーターで上がって二階にある立地条件なので入り辛いリスクがありながらも頑張っています。スチーム料理はヘルシーだと知れ渡っているのでしょうか。僕はここで何度も食事をしているのですけど、最初に来た時から大好きなメニューがあり、それが「SGフォー」(950円)なんです。このお店の中でもイチオシ人気です。ご飯にした「SGカレー」もあります。どんな料理かというとフォーの入ったシーフードグリーンカレーと説明すれば分かりますか?見た目はホワイトソースのようなカレーですが、スパイスが効いてすっごく辛いです。これが病みつく原因でしょうが何度も食べたくなるんです。だからお店に来るとまず、「SGフォー」が頭に浮かび、それと比較して別のメニューにするかどうか悩むことになります。カレーはスウプのように粘り気はないさらっとしたソースです。シーフードのエビ、アサリの他にシメジ、タケノコなど山の幸もミックスされている具には最初抵抗を感じていたのですけど、慣れてくると違った食感が楽しめて好きになってきました。この具から出る出汁が味に奥深さを与えています。フォーはあのベトナムの麺なので麺好きにはたまらない組み合わせです。スウプカレーとの相性は抜群ですね。考えてみるとフォーとカレーを組み合わせて出してくれるお店は少ないんじゃないかな。いわゆる「カフェめし」に興味を示さない僕でもここの「SGフォー」だけは別格です。一度食べてみるべし。



STEAMFOOD&CAFEぶりこ
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横浜 中華料理 玉泉亭 ポルタ店

2011年02月08日 | 料理/グルメ
最近のラーメンはこってりを通り越して、ガッツリ系なんて言い出し、トンコツ醤油、超大盛り、魚粉いっぱいのつけ麺だったり横浜では家系ラーメンの発祥地なので濃厚なラーメンが流行っています。最初は僕も好きで食べていましたが、やっぱりラーメンは素朴で昔ながらの味の方が恋しくなります。出張で横浜へ来ることは多いのでランチは中華をよく食べます。横浜駅周辺で、昔ながらのラーメンを食べたくなったのでポルタ地下街にある「玉泉亭」でサンマーメン(600円)をいただきました。この間、伊勢佐木町の本店へ行って店の前まで来て回れ右してしまったので今度は支店にやって来ました。大正時代に創業して二代目がサンマーメンを考案し支店を作って広めてきたようです。神奈川にはサンマーメンを普及させるために組合のような「かながわサンマー麺の会」があり、ご当地ラーメンとして認知されつつあります。サンマーメンは厳密な定義を決めていないので店によって作り方が違い、バリーションは豊富です。漢字で書くと「生碼麺」。生(サン)は野菜で碼(マー)が載せるという意味なので野菜が載っているラーメンということです。実際には鶏ガラスウプのあっさり醤油味のラーメンの上に、もやし、白菜、ニンジン、豚肉を炒めたものをあんかけと絡めて載せてあります。ですからそれほど刺激の強いものではありません。食べてみればわかりますけど、どこか懐かしい味がしてきます。このお店のスウプは鶏ガラですね。麺は細くてちぢれて小麦の香りがほんのりします。あんかけなのでスウプが冷めにくく、熱いままいただくことができます。野菜はシャキシャキでした。シンプルだけど美味しかったです。僕にはこれくらいがちょうどいいです。ランチタイムにお年寄りがいたり、忙しいビジネスマンがやって来るところも良かったです。あんかけは最初分離していますが、食べているうちにスウプに溶け込んでいってスウプの旨味が増してきます。味を確かめるように食べていたらスウプを最後まで飲んじゃった。



かながわサンマー麺の会 公式サイト
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1000円ワイン通信 ~ジャン・バルモン・カベルネソーヴィニヨン 2008

2011年02月07日 | 料理/グルメ
テーブルワインだ1000円ワインだと言っておきながら、本当に1000円で買えるワインで美味しいものはあるのか?と質問されたら、「あります!」と返答して良いのがこの「ジャン・バルモン・カベルネソーヴィニヨン 2008」です。僕はこのワインを931円で購入しました。どうです。1000円以内でしょ。値引きが入っているので実際は980円でしたけど。雑誌「一個人」で2000円以下のワインでなんとベスト1に選ばれた評判のワインです。そんなこと全然知らずにお店の人に「これは美味しいです。」と太鼓判が押されたのでつい買ったんですけどね。その名の通りカベルネ・ソーヴィニヨンの特性を活かしたとっても美味しいワインです。え?そうそう。美味しかったワインです。(全部飲みました。)産地は南フランスのラングドック。見た目ニューワールドっぽい感じだったので、てっきり南アフリカ産かと勘違いしたのですが、れっきとしたフランス産でした。相性が良いのはステーキかこってりした料理と書いてあるので、それはそうなんでしょうが残念ながらステーキと合わせることはできませんでした。悪しからず。ミディアムボディの位置づけですが、それよりやや重いボディで口当たりはしっかりしています。色もダークで安物とは思わせない気品さもあります。アロマには果実っぽさがあるカルベネらしいカシスとブラックベリーのような香りが濃厚でした。このワインの印象は酸味が爽やかでスキッとしていながら、重量感のあるボディに思わず値段の高いワインを感じさせるなどコストパフォーマンスが高いことです。ですからブラインドで出したら騙されるワインになるでしょう。1000円以内で買えるなんて信じられません。チョコレートに合わせてみましたが、相性は最高です。ソーセージ・チョコレートと一緒にいただくと贅沢な気分に浸れること請け合いです。欠点というか1000円ワインらしいのは香りがそれほど芳醇ではないこと、余韻も長くは続かないことでしょうか。そりゃ高級ワインとまではいきませんよね。ここまでいいワインだと欲張りになります。でもそんなことまで考えてしまうほどお得なワインだと思いました。ラングドックって名前に頼らずいいワインが現われたりするんですよね。
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名古屋 ラ・ベットラ・ダ・オチアイ・ナゴヤ

2011年01月28日 | 料理/グルメ
名古屋でも予約が取りづらいと評判のイタリア料理店「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ・ナゴヤ」でランチをいただきました。僕にとってこれがどんなに大きな意味を持つのか他の人には理解してもらえませんが、行く前から相当興奮していました。だって、料理を本格的に覚えてみようと思ったのは落合シェフの料理本を手にしたからです。だから、僕が料理好きになったのは落合シェフのおかげなんです。本を何冊も買い込んで、今も愛読して試行錯誤を繰り返し、修行に励んでいます。銀座のお店には行ってみたいけど、予約は難しいだろうなあとあきらめていました。名古屋に進出した時も無理だと思っていました。昨年、友人から予約が取れたと連絡があり、参加するチャンスはあったのですが見送ってしまって心残りでした。それが再度別口から予約が取れることになり、喜び勇んで向かいました。地下鉄池下駅から歩いてすぐ、一帯は日本と思えない洒落たお店やマンションが並ぶ一角にありました。もうウキウキです。Bコース(2940円)はとっても安い!前菜とパスタとメインディッシュの組み合わせです。たくさんの候補からチョイスできるのですけど、どれも本に載っているメニューばかりです。落合シェフはお店で提供するメニューと同じもののレシピを掲載しているんだと改めて思いました。嬉しい。自分がチャレンジしたメニューのオリジナルがいただけるんです。そこで僕が選んだのは、「魚のカルパッチョ」「ラザニア」「子羊の香草焼き」の三品です。カルパッチョは自分でもいろいろ試したけれど、ここのバルサミコ酢は別格ですね。甘味があって最高に美味しいです。刻んだ野菜も見直しました。落合シェフはイタリアンにアサツキを使うけど凄いなあ。僕はまだ試していません。「ラザニア」は作ったことがないので頼んでみました。ラグーソースは自信があるけど、こんなマイルドなラグーソースになるなんて驚きです。お勧めです。柔らかい食感のラザニアも今まで食べたことがありません。脱帽です。メインディッシュの「子羊の香草焼き」は自分が作るのと比べてしまいました。(そこそこレベルは合ってるぞ。)もちろん僕より美味しいと思いますが、僕だってこれに近い味を出すことできます。でもこうして落合シェフのお店でイタリアンをいただけるなんて幸せだなあ。実はドルチェの「プラムの赤ワイン煮」も注文しちゃいました。これもいけます!自分で作ったことありますからね。同じ味が出せています。勉強してきたことが確かめられて本当によかったです。



ラ・ベットラ 公式サイト
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広島 鉄板焼き お好み焼き りゅう

2011年01月17日 | 料理/グルメ
大雪で交通手段が混乱する中、やっとの思いで広島までやってきました。広島へ来たならやっぱりお好み焼きを食べて帰らなきゃとばかり、意気込んでいましたが昼食をとる暇もなく、日が暮れてから時間ができたのでちょっと早い夕食にお好み焼きをいただきました。広島駅からすぐ近く「りゅう」さんです。一杯飲み屋的な店構えの通り、鉄板カウンターバーのようなレイアウトで小さなテーブル席は一つでした。酒を引っ掛けながら、鉄板ものをつまむのが正当な店の利用方法と見ました。広島の人は広島焼きという言い方に抵抗を感じています。地元ではお好み焼きと呼んで、それが大阪を中心とする関西風のお好み焼きとは一線を引く郷土料理でありソウルフードだと考えています。カウンターについて「広島スペシャル」(900円)を注文しました。セット内容は肉と玉子とイカ天にネギかけとなっています。麺はそばとうどんが選べます。迷わずそばにしました。お客は、目の前でお店の人に作っていただくのをじっと待つシステムです。広島ではキャベツの千切りに焼きそばが基本だと思っていたら、「焼きそば」じゃないけ。とご主人が他の客に説明をしていました。広島のお好み焼きが関西風とどう違うのか、そのこだわりをいろいろ披露してくれました。まとめてみると、モダン焼きという言い方はしない。(入っていて当たり前。)箸を使って食べない。へらを使う。(大阪では同じものをこてと言う。)小皿は取り皿ではなく、受け皿。マヨネーズは使わない。(広島でマヨネーズの有料制が多いのは使ってくれるなというメッセージ。)オタフクソースを使うが濃いので薄くのばして使う。鉄板は厚い。(広島の方が厚い。)ガスバーナーは円形で250℃の高温。家庭では実現不可能な料理である。そんなところでしょうか。食べてみて全然違うことは良く分かりました。こんな美味しいお好み焼きを食べたことはありません。絶品でした。料理は適度なバランスが重要ですけど、キャベツと玉子の甘み、ネギの苦味、小麦の焦げた香りなど素材の本来の味とソースの奥深い辛味が組み合わさると、なぜだか素晴らしい味になるんです!熱々のお好み焼きをへらで一口サイズにカットして少しずつ食べるのが作法だそうです。これが広島の食べ方だと店の人は口うるさいのですが、(しかも常連客もいつの間にか話の輪に入ってきている!)本当にその通りにすれば最高のお好み焼きがいただけます。ここへ来ないとわからない味でした。



住所 広島県広島市南区松原町3-8
電話 082-261-6770
場所
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1000円ワイン通信 ~ラブレロワ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 2010

2011年01月09日 | 料理/グルメ
今年も昨年飲み損ねたボジョレー・ヌーボーをお正月にいただいています。「ラブレロワ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 2010」(1890円)を購入したのは解禁日の翌日。ボジョレーは早く飲まないとその良さを味わうことができないので、買ったらすぐ飲んだ方がいいのは分かっていますけど、年末は外で飲む機会もあれば、明日のことを考えると飲めなかったり、体調が悪くて飲めなかったこともあって、結局年を越してしまいました。このヌーボーは手に入りにくいですよ。とお店の人に勧められたのが一番の購入動機で、主にレストラン等、飲食店用に出回る商品で、個人売買はあまりされないそうです。業販中心のお店ですから入手できるんです。やったー。と言ってもネット通販では手に入るので喜んでもしかたないか。フリーラン、ノンフィルターが売りなのでまさしくフレッシュで早飲みワインの醍醐味をそのまま味わうことができるワインです。コルク栓を開けるとふわっと酸味を思わせる花のような香りが広がります。爽やかな匂いがしました。一口飲めばボジョレー特有の口当たりの良さは健在です。軽い酸味と少し甘さを感じるなあ。とよく思い直してみたら昨年もこの同じボジョレーを正月に飲んでいました。あれ?エチケットが似てるなあと薄々思ってはいたけれど。昨年は2009年ものを2010年に飲んで、今年は2010年ものを2011年に飲んでいました。でも美味しいボジョレーですから何度飲んでも良いものは飽きません。ゴーダチーズとの相性も良かったです。ボジョレーは基本的にライトボディですから相性の良い料理やつまみは選ばないところがあります。スナック程度でも十分いけるでしょう。ブルゴーニュ産らしい気品もあるので華やかな場でも引き立つ気がします。今年は解禁日を過ぎたら、なるべく年内には飲み干してしまうことを誓います。(今年の抱負)
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ブッシュ・ド・ノエル

2010年12月25日 | 料理/グルメ
12月に入ると、上の娘がせっせとせっせとロールケーキを作り始めました。それもこれも「ブッシュ・ド・ノエル」を作るための練習なんだとか。で、誰に作るのかと言えば、オトモダチなんだそうです。当然父親の僕としてはそのオトモダチってどんな人なのかなあ。と気になってしつこく問いただすと、同じクラスの女の子のオトモダチだと本人は言い張るので、一応は信じていました。さて、三回も練習したのでそろそろ「ブッシュ・ド・ノエル」作りに取りかかってもいいころです。フランス語のこのお菓子、直訳すると「薪のクリスマス」になります。だからクリスマスに食べるのが一番相応しいはずです。そんなわけでクリスマス・イブの忙しい中、夜遅くからキッチンを占領して一人で作っていました。チョコレート味に仕上げるためにスポンジケーキもチョコ、生クリームもチョコレート味とバニラ味を二つ用意して本格的です。卵が小さかったので、スポンジケーキの膨らみが今一つ足りなかったことが残念ですが、デコレーションは上手にできたみたいで、自画自賛していました。僕もこれほど上手く作れるとは思っていなかったので、初めて作った割には上出来なんじゃないかと思います。自分の子供がクリスマスにこんな立派なケーキを焼いてくれただなんて・・・・嬉しいなあ。じゃなくてクラスメートのオトモダチが作って欲しいって言うからでした。半分に切って学校に持っていき、お昼にクラスメートに配ったそうです。ふむふむ。そして残った半分が我が家の冷蔵庫に収まり、1カットいただきました。(写真は半分になったブッシュ・ド・ノエルです。)ケーキを焼いてもらうのってやっぱりいいですね。至福です。だけど、ちゃんと彼氏のためにも残しておくんだって。明日、我が家に呼んで食べてもらう予定があるんだそうです。だから僕の分はカットが薄かったんだろうなあ。上手く作れたんだから、そりゃ見せたくなるし、食べさせてやりたくもなるよね。彼氏には分厚いカットで、もてなしてもらいたいと思いますよ。ホント。僕のなんて薄いカットでいいんです。僕はそんなこと全然気にしていませんから。そこは大人なんですから。いやいや。ぜーんぜん気にしない。気になんかちっともしていません。
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玉ねぎ入り釜揚げスパゲティ

2010年12月23日 | 料理/グルメ
朝起きて誰もいない。おっと。飼い犬のミニチュアダックスがいるだけ。学校と塾と仕事で娘も妻もお昼は帰ってきません。置き手紙を読んで、一人で昼ご飯を作ることになったことを初めて知り、ごそごそと冷蔵庫を漁っていたら、パルメジャーノ・レッジーノ・チーズを発見し、以前から一度作ってみたかった「玉ねぎ入り釜揚げスパゲティ」作りに挑戦してみました。僕が大好きなイタリア料理の巨匠落合務氏のレシピ本に「パスタの基本」があります。その中に紹介されている料理で、シンプルながら絶対美味しいだろうなと思わせるインパクトがあって脳裏に焼き付いていました。どうせ材料という材料が無いので玉ねぎさえあれば何とかなる簡単なレシピは、こんな場合にはうってつけです。材料は、スパゲティ、玉ねぎ、パルメジャーノ・レッジーノ・チーズ、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルだけです。スパゲティを茹でる時の塩はもちろんです。今まで25Mプールの水を全部使ったほど寸胴鍋でスパゲティで茹でてきました。だからスパゲティを茹でることなんて朝飯前で・・・昼飯前?まあそんなことは抜きにして、きっちり塩茹でのスパゲティをアルデンテに仕上げることなら自信があります。ですが、基本は玉ねぎだけでソースを使わないパスタなんですから緊張はしました。シンプル過ぎて、ほんの少しのミステイクが味のバランスを崩してしまうのではないかと心配です。コツは茹で上がったスパゲティをしっかり湯切りすることです。なるほどね。水っぽくなると美味しくありません。エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを絡めてしなやかな食感を保ちます。スライスした玉ねぎもエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを使って焦げ目が付くまで両面を焼いて旨味と甘味を引き出します。食べる前にブロックから削ったパルメジャーノ・レッジーノ・チーズをかけてフォークでほぐしながらいただかきます。香ばしい玉ねぎの匂いとスパゲティの小麦の香りが混ざってフレーバーになります。玉ねぎの旨味はチーズのコクと塩分でシンプルだけど舌を満足させるには十分な配役でした。玉ねぎとチーズの量は重要ですね。これで味が決まります。素材の味がいっぱいでこれだけでもパスタは美味しいと分かりました。具が多ければいいってもんじゃない。一つ勉強になりました。


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紅茶のロールケーキ マーマレード入り

2010年12月19日 | 料理/グルメ
上の娘がロールケーキを焼くのはこれで三度目です。二度失敗した反省からか、今回はどうしても成功したいらしくて、本人は朝から張り切っていました。三度目は、「紅茶のロールケーキ マーマレード入り」です。理想はブッシュ・ド・ノエルらしいのでこれが練習なんだそうです。作ってくれるのいうのだから僕としてはありがたい話でしかないのだけど、味見というか出来映えの評価が欲しいみたいです。というわけで完成したロールケーキを試食させていただきました。前回、前々回と比べたら格段に良くなっていました。手前味噌だろうと言われそうですが、そんなことないです。スポンジケーキはよく焼けていました。しっとり感もあります。紅茶を混ぜたので香りも高くて「よくやったじゃないか。」と僕はベタ褒めしました。本人曰く、今回は生地を網で濾してなめらかにしたそうです。(てことは今までやってなかったのか?)生クリームの砂糖もきちんと計って入れ忘れもないようですし、舌触りも申し分ありません。本当は紅茶のスポンジに合うのはリンゴジャムなのですけど、冷蔵庫にあったのはマーマレードだったので代用したそうです。でもマーマレードだって相性は悪くありません。これなら誰に食べてもらっても文句は無いでしょう。いいや美味しいと言ってくれそうです。下の娘もぱくぱくとご飯を食べるように口に運んでいました。(こら。人の分まで食べんなよ。)今年はロールケーキが流行ったそうですが、我が家では特にロールケーキをたくさん買って食べたことはありませんでした。例のコンビニで売れまくったロールケーキは太巻きみたいな格好で、生クリームを一周するスポンジケーキです。ロールケーキと言えば「の」の字に巻いてあるほうが気持ち良いのですけど。自分で作ったロールケーキを見て、上の娘はティラノサウルスみたいじゃない?と主張するのだけれども、そうは見えませんが・・・・。化石の頭みたいでしょ?と言われてもねえ。見えますか?
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ロールケーキ再考

2010年12月12日 | 料理/グルメ
上の娘がまたまたロールケーキを作ると張り切っています。今年のクリスマスに合わせて「ブッシュ・ド・ノエル」を上手に焼きたいと言い出して、先日はロールケーキを作り、形は良かったもののスポンジケーキは粉っぽくて本人は不満で仕方が無かったようでした。初めてロールケーキを焼いたことを勘定に入れたら、合格点ではないかと言ってあげたのですけど。プロじゃないんですから、ふわふわでしっとりして柔らかいなんてできるはずありません。パティシエになるならそれなりの修行を積まなければならないわけで、市販のロールケーキと比べることさえおかしいことです。「いいじゃないか。固くたって。」「手作りの感じが出ている。」なんて連呼したものだから、余計に火がついたのかも知れません。日曜日の時間を利用して、今度はチョコレート味のクリームを使ってロールケーキを焼いたようです。ビターの板チョコを包丁で刻んで湯せんで溶かし、生クリームをホイッパーで泡立てて、一生懸命作っていました。スポンジケーキは細心の注意威を払って焼き時間を気にしながら電子レンジとにらめっこしていました。(これくらい勉強もして欲しい。)それでも焼き上がりは少し焼き過ぎたみたいで、彼女はショックだったみたいです。僕だってスポンジケーキは自信がありません。焼き色は濃いけれど、まずまずの仕上がりじゃなかったのかな・・・。気を取り直してせっせと生クリームを塗って完成させました。味見のつもりで試食させていただきました。「また上手くいかなかった。」としょんぼりしているので、「味は美味しい。」と評価しながらも、「ちょっとクリームが固いなあ。」「このケーキはパンだったら最高だよね。」と、ついつい口が滑ってしまい、ぱくぱくと口に運んではいるものの、結局は下の娘と一緒になって、けなしながら完食しました。それでも僕としては、娘がこんなに上手にロールケーキが焼けるなんてと思うだけで嬉しいものなんですが。ロールケーキだけでは見栄えが良くないので、写真撮影はいろいろ飾ってみました。もうすぐクリスマスですからね。これくらい演出するとロールケーキも美味しそうに見えるだろうと頑張ったんだけど、それ自体が、またけなすことになってしまったかも。
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