世の中は郵政法案で今燃えとるように思えるが、何かおかしな国でございます。
小泉さんの気持は4年たった今、肝心の時にこんなことをされたら釈然としませんでっしゃろうなあ。
あの方は郵政法案で殴り込みをかけ、自民党総裁になった人だから、、。
自民党(大部分とはいわないが、、)は彼の人気だけを担ぎ出し、肝心なところではうっちゃったわけなんですな。
これが日本の今の現実、、ですか、、。
総選挙といっても、今 . . . 本文を読む
「このミステリーがすごい」大賞受賞作。
結構面白く読ませてもらった。呼んでいると、すぐのどが乾きそうな、そんなエネルギーに満ちた娯楽作だ。
だんだん消失した娘を探すうちに真実の娘の姿が見えてくる。そして、その原因が自分であったことに気づく父親。
ただ、ラスト前当たりから、父親が向こう側の人間になるあたりから、破綻しかけている。
あのラストも、面白いけれども、いきなりすぎて、ミステリーたり得ていない。
65点 . . . 本文を読む
反国家権力をストレートに描いた今でも充分な問題作。白黒の映像に日活の演技派俳優の生き生きとした演技が見もの。まあ、ハナシはGHQ時代の日本の黒い霧のダイジェストなんだが、権力に屈しないぞという議事堂を背景のラストは爽快。
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イタリア映画にしては思いがけず優しいタッチのヒューマンドラマ。ハイヤードライバーという特殊な職業が焦点。沈黙の美というセリフもあるように無償の愛がテーマなんだが、こういう掘り下げ方もできるんだなあという印象かな。
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何でこういうことになるの?という素朴な感想。でも、その間にアメリカの他民族排他意識、危ない保安官の一面、グータラ女の生態などが美しすぎる映像で厳しく暴かれてゆく。
いつも映画では悪玉そのもののイスラムの考えが180度覆るその美しい思想。唖然ですなあ。秀作。
それにしても、イランの家族3人の演技は絶品。この悲劇を美しく印象的なものにした。言うまでもないが、名優ベン・キングスレー はそれこそ完璧な演 . . . 本文を読む
法月綸太郎久々の長編。満を持しての本格ミステリー。
やっと帰ってきてくれたね、といううれしい感想。しかも、あっと驚く秀作。
ファンとしてはとてもうれしい。一気に読んでしまった。
はやり、こういう本当の本格推理小説(古いでしょうか、、)の骨格を崩さず、しかもいつものエラリーもので、僕には最高です。いまどき本当の本格ものを読めるのは本当に贅沢なんだ。
でも次作はいつになるのかな。
80点 . . . 本文を読む
まあ、風変わりなラブストーリーと言ってしまえばそれで終わりだけど、遊び心が映画全体に溢れてはいるが、苛つくところもあり、好き嫌いがはっきりする映画でしょう。ま、こんな二人が実際いたらそれこそ幸せでしょうなあ。
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うーん、やはりフランスなんだなあ。戦争の悲劇を全面に描きながら、哀しい愛の行為に焦点が移動する。ここでテーマが拡散する。戦争時でも一瞬の愛が存在した、と。やはりフランスは愛への固執が尋常でない。愛の国なんだなあ、、。
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50年前の映画ではあるが、人の生きてゆく道、女性不信、流れ行く歳月、、。ゆったりとした流れのもと、人間が生きてゆくことのもがきを淡々と川の波のように語ってゆく。人生って、そうだね、こんな大河のようなものなのかもしれない、、。
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