セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

私が棄てた女 (1969/日)

2005-09-09 23:47:16 | 映画遍歴
日本版「道」。まさにジェルソミーナ。彼女は汚辱の中で生き、死に行くが彼女の内包するところは無償の愛の世界。彼女の中では密度の高い愛が形成されていたのだから不幸な女性なんかではない。男に愛されているのも感じ取っていたのだから。
添え物でいいはずの浅丘が急に意味を持たせようとするラスト近くはバランスを崩している。
****

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤線地帯 (1956)(溝口健二) | トップ | ユートピア(2003/スペイン=仏) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画遍歴」カテゴリの最新記事