ブログ小説では超有名らしいが、そんなことは全く知らない僕は普通に映画を見た。何故か設定は30年前のインベーダーゲーム時代。もう大人だった僕はそれほど胸キュンになるほど懐かしさは覚えないけれど、それでも当時の流行歌(この語句自体死語です)を聴くとじんわりとノスタルジーは浮かんでくる。
考えると、こんな性懲りもないガキっぽい戦争を繰り返すこと自体、現代では皆無なんでしょうなあ。だから設定を際限なく過去にした、ということか。そんな微笑ましい気持ちが画面から伝わってくると、どっぷりおじさんたちも映像を通してこの際限ないバトルに参加していることに気づく。
その脚本、演出はもっさりしているようで機敏だ。ダサそうでギリギリこらえている。俳優陣もキャラが明確で感受移入も早い。みんないいぞ。特に石田卓也はヤンキー頭にしてイメチェンに成功している。感情部分の核ともなっている。
でも、やはり全体を締めているのは佐々木蔵之介の駐在さんだろう。今まで、少々ふにゃふにゃとしたイメージの役柄が目立ったように思ったが、顔つきまで精悍で、アブナイけれどいい大人を演じている。演技達者という言葉がぴったしの秀逸演技で、この映画の質の底上げに成功している。
ハナシが定番通りに行きそうで、最後にうっちゃった展開は見事。いい涙をくれて、春の澄み切った青空のようにさわやかな気持ちにしてくれました。あらゆる世代に薦めたい映画です。
考えると、こんな性懲りもないガキっぽい戦争を繰り返すこと自体、現代では皆無なんでしょうなあ。だから設定を際限なく過去にした、ということか。そんな微笑ましい気持ちが画面から伝わってくると、どっぷりおじさんたちも映像を通してこの際限ないバトルに参加していることに気づく。
その脚本、演出はもっさりしているようで機敏だ。ダサそうでギリギリこらえている。俳優陣もキャラが明確で感受移入も早い。みんないいぞ。特に石田卓也はヤンキー頭にしてイメチェンに成功している。感情部分の核ともなっている。
でも、やはり全体を締めているのは佐々木蔵之介の駐在さんだろう。今まで、少々ふにゃふにゃとしたイメージの役柄が目立ったように思ったが、顔つきまで精悍で、アブナイけれどいい大人を演じている。演技達者という言葉がぴったしの秀逸演技で、この映画の質の底上げに成功している。
ハナシが定番通りに行きそうで、最後にうっちゃった展開は見事。いい涙をくれて、春の澄み切った青空のようにさわやかな気持ちにしてくれました。あらゆる世代に薦めたい映画です。
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