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賞味期限切れの少女「君が生きていくのなら(きみがしんでいくのなら)」(作・演出 早川夢)(於・大阪大学) 75点

2019-12-27 18:00:00 | 演劇遍歴

生きることと死ぬことは同じことと見つけたり、と長く語られてきたが、現代の若者が真摯に語らう断片のページ集だ。

4つの短編のオムニバスの展開である。素朴でいたいけな心の内をストレートに全部つぶやいているのがいい。私のような老人になってしまうと、随分最近の大学生も思春期に近い恥じらしさを持っているように感じたが、寄る年波を感じている老人の戯れと許してくださりませ。

まさに気恥ずかしい4編だが、特に友人だから、と友の入水自殺を見守る最終編は秀逸。

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