話自体は昔からある家族の、特に父親と息子たちとの葛藤の物語だ。特に新しい切り口があるわけではないが、最北端の極寒地の寄り添って生きていく人間たちが確かに描かれている。
この話はどこの家庭にでもありそうな普遍的な内容で、ある意味映画的でなさ過ぎるので驚いてしまう。内容的には小津らしきものも垣間見えるが、その部分が全く違っている。
まさにどこにでも漂っている家庭劇での葛藤なのであります。でもその題材で2時間近くを持たせるというのも小林の力量を感じることが出来、感心する。よく考えれば俳優陣もいつも一定なんですね。そこも小津的ではありますが、、。
血縁であるからこそ起きる喧嘩シーンとその後のけろっとした空気は特にうまいです。演出力と演技力が調和した最たるものでしょう。
この話はどこの家庭にでもありそうな普遍的な内容で、ある意味映画的でなさ過ぎるので驚いてしまう。内容的には小津らしきものも垣間見えるが、その部分が全く違っている。
まさにどこにでも漂っている家庭劇での葛藤なのであります。でもその題材で2時間近くを持たせるというのも小林の力量を感じることが出来、感心する。よく考えれば俳優陣もいつも一定なんですね。そこも小津的ではありますが、、。
血縁であるからこそ起きる喧嘩シーンとその後のけろっとした空気は特にうまいです。演出力と演技力が調和した最たるものでしょう。
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